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【迷信?】昔の常識ウソ・ホント!妊娠・出産・育児で戸惑ったアドバイスランキングTOP10 (1/2)

妊娠・出産・育児……。初めてのことばかりで、周りの先輩ママなどからアドバイスをもらう場面があるでしょう。しかし、妊娠・出産・育児の方法は、時代によって変わっていきます。昔は当たり前だったけれど、今では変化していることもたくさん。

今回は、妊婦さんと0カ月~2歳までのお子さんをお持ちのママ3,753人に「戸惑ったアドバイス」を聞きました。助産師さんに聞いた「アドバイスが正しいのか」もご紹介します。

「えっ!ほんと?」と戸惑ったアドバイスランキング

たくさんの迷信や昔の「常識」、ジンクスについての体験談が集まりました。ママ3,753人に聞いた上位10位をご紹介!アドバイスが正しいのか間違っているのかも、助産師さんに聞きました。

1位「●●でおなかの赤ちゃんの性別がわかる」

おなかが前に突き出すような膨らみだと男の子。横に広がって膨らむと女の子。肉が無性に食べたくなると男の子、甘い物を食べたくなると女の子だと言われました。
ママの顔がキツくなると男の子、優しくなると女の子だと言われました。

助産師さんの答え:迷信と考えてください

おなかの出方は、妊婦さんの骨盤の形や姿勢、体形、赤ちゃんの位置などによって変わります。嗜好の変化も、第一子、第二子で異なることもありますし、個人差もあってさまざま。

科学的根拠やエビデンスはなく、あくまでも迷信と考えてください。

2位「泣いてすぐ抱っこすると抱き癖がつく」

家族に「抱き癖がつくから、すぐに抱き上げては駄目!」と言われて困りました。
まわりから抱き癖がつくよと言われましたが、いっぱい抱いた方がいいと今は言われていることを伝えました。

助産師さんの答え:抱っこによって信頼関係が形成されます

赤ちゃんは抱っこしてもらうことで安心や信頼感を覚えて、情緒が安定します。泣いたときにすぐに声掛けや抱っこで応えてあげることで信頼関係が形成されます。また、抱っこすると幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが赤ちゃんにも抱っこしている人にも出ると言われています。

もし、まわりの人に抱っこ癖がつくと言われたら、逆に「赤ちゃんは抱っこが大好きなんだよ」と話して抱っこしてもらいましょう。身近な人との抱っこやスキンシップで赤ちゃんと家族の信頼関係を築いてください。

3位「沐浴の後は白湯を飲ませるべき」

今は母乳だけで大丈夫と伝えても、母に何度も「本当に白湯はいらないの?」と聞かれました。
家族に必要ないと話したけれど、お風呂上がりに湯冷ましが用意されていました。

助産師さんの答え:半分当たってます

沐浴後に水分補給は必要なので、半分当たってはいます。ただ、栄養がないただのお湯よりも母乳やミルクをしっかり飲ませましょう。

基本的に、離乳食が始まるまでの赤ちゃんにとっては、母乳やミルクが最適な栄養源、水分源となります。白湯や麦茶などは、離乳食が開始してからを目安としましょう。

4位「妊娠中は二人分食べて」

つわりでつらいとき、母におなかの赤ちゃんの分までしっかり栄養を取りなさいと言われました。
医師から体重管理するよう言われていたのに、母に何度も「二人分食べなさい!」と言われてけんかになりました。

助産師さんの答え:その必要はありません

二人分食べる必要はありません。体重の増え過ぎは、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、難産などのリスクが高まることもあります。

反面、痩せた状態で出産すると低出生体重児のリスクが高まると言われており、実際に、最近では低出生体重児が増加しています。低出生体重児は、出生後にも医療的ケアが必要となる場合も多く、また発育・発達の遅延や障害、 成人後も含めた健康に係るリスクが大きいことが指摘されています。

かかりつけの産婦人科の医師や助産師の指導を基に、バランスのよい食事で、ご自身の体格に合わせた適正な体重増加を目指しましょう。

5位「無痛分娩は痛みを感じないので愛情が薄くなる」

無痛分娩予定ですが父親に「痛みがある自然分娩の方がいいんじゃないか」と言われました。
「無痛分娩は痛みを伴わないので、子供に愛情が湧きにくい」と親に反対されました。

助産師さんの答え:ウソ!

出産時の痛みと愛情に相関関係はありません。愛情は痛みによって生まれるものではなく、赤ちゃんの存在そのものに生まれるものです。

次:帝王切開は楽なお産?

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