2019年6月14日

初メダルを娘に。競技転向してから起きた娘との生活スタイルの変化とは│寺田明日香の「ママ、ときどきアスリート~for 2020~」#27 (1/3)

 みなさん、こんにちは。陸上競技の寺田明日香と申します!

 6月になり、梅雨入りもして、ジメジメする季節がやってきました。湿度が高い日は、カンカン照りの日よりも水分補給を忘れがちになります。なので、「暑い」と感じなくても、こまめに水分補給をしてくださいね!

 私は、6月27日からは福岡での日本選手権です! あと3週間。体調に気をつけて、やれることを着実にやるのみです。

 陸上選手に戻ってから早半年。今回の記事は、私がラグビー選手から陸上選手に再転向したあとの娘とのお話です。生活スタイルや関係性の変化について書いていきたいと思います。

 それでは、今回も最後までお付き合いのほど、よろしくお願いいたします!

オリンピックを目指すということ

 昨年の10月まで、私は7人制ラグビーのチームに所属していました。
そのときの生活スタイルは、平日の午前中は自主トレーニング、18時から20時過ぎまでチーム練習をし、家に帰るのは22時を過ぎる日が大半。週末は、朝からチーム練習をしているか、練習試合や遠征が入っているか、という生活でした。

 SDS(セブンズ・ディペロップメント・スコッド)合宿が入ったりすると、急遽3〜4日家を空ける、という日もありました。

 チーム競技は、チーム行動が大原則なので、自分の都合の良い時間帯で動くことはかなり難しく、家族との交流は、限られた時間のなかでできることを精一杯やる、という感じでした。なので、家族と過ごす時間は平日の朝か、練習がない週末くらいだったように思います。

 7人制ラグビーでオリンピックを目指そうと決めた時点で、家族との時間が少なくなることは想定していましたし、夫と娘にはたくさんのことを協力してもらっていました。

 陸上選手に戻ってからの生活スタイルは、ラグビー選手のときと比べてかなり変化しました。

 陸上選手に戻ってからの私の練習スタイルは、週3〜4日の練習日しか設定しておらず、家族がいない時間帯に全ての練習を終えるようにトレーナーやコーチたちにお願いをして練習を組んでもらっています。なので、家族と過ごす時間や家事をする時間は少しだけ余裕ができました。といっても、帰宅後に疲れで動けなくなる日もたくさんあるのですが……。

 ただ、出場する試合や、合宿日程なども事前に分かることがほとんどなので、私が突然不在になることも少なくなり、家族の負担を少しは軽くできているのではないかなぁと思います。

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