2018年6月7日

SUP、シュノーケリング、フライボード。国内で体験できるマリンスポーツおすすめ10選 (1/2)

 少しずつ気温が高くなり、夏が近づいてくるのを実感させられるようになりました。なかには夏休みの予定を考え始め、「今年は何をしようか」と悩んでいる方もいるでしょう。そんな方にオススメしたいのが、全国の海辺で楽しめる「マリンスポーツ」です。ダイビングやシュノーケリング、サーフィンなどメジャースポーツはもちろん、あまり知られていない珍しいアクティビティまでさまざま。ここではマリンスポーツ10選の特徴をそれぞれ解説していきます。

1)ウインドサーフィン

 ヨットとサーフィンを合体させたウォータースポーツ。セイルボードとセイルを駆使して、風を受けたセイルに発生する揚力と重力によって水面を滑走します。競技者は日本ウインドサーフィン協会のバッジテストで3級以上の取得が必要ですが、初心者は各地で行われている体験レッスンがオススメです。

2)ウェイクボード(ニーボード、ウォータースキー)

 スノーボードの水上版。モーターボートなどに持ち手のついたロープを設置し、それをつかんで引っ張られるように滑走します。水面を滑る爽快さとスピード感が魅力で、全国各地で体験ツアーが組まれるほど。また、立ち上がるのが難しい方は膝立ちで行う「ニーボード」、ウェイクボードのスキーバージョンである「ウォータースキー」という派生スポーツもあります。

3)サーフィン

 言わずと知れたマリンスポーツの定番。サーフボードを使用し、“波に乗る”感覚が味わえます。初心者は、まず波に乗って立ち上がる「テイクオフ」を覚えましょう。国内では九十九里(千葉)や湘南・江ノ島エリア(神奈川)が人気スポットですが、他にも全国各地でスクールを開催しています。なお、必須ではないものの、日本サーフィン連盟取材の「サーフィン検定」で己の技量を試すことも可能です。

4)シーカヤック

 スポーツよりアウトドア・レジャー要素が強いシーカヤックは、ダブルブレードパドルという水かきが両端についた櫂を使用します。海の上を自力で移動するため、普段の海水浴より遠くまで行けてしまうのが魅力。特に資格や免許は必要ありませんが、「船舶安全法」「海上衝突予防法」「海上交通安全法」など海のルールは最低限守らなくてはいけません。

5)ジェットスキー(マリンジェット)

 水上バイクと呼ばれる特殊小型船舶を走らせ、その機動力とスピードを楽しみます。操縦するには「特殊小型免許」という船舶免許が必要ですが、操縦をインストラクターに任せた体験ツアーも少なくありません。そうしたツアーを利用すれば、初心者でも存分にジェットスキーを満喫できます。

6)シュノーケリング

 水中マスクやシュノーケル、フィンなどを装着し、水中を遊泳するマリンスポーツ。ウエットスーツを着用することで浮力が生まれ、初心者でも簡単に楽しむことができます。沖縄県など綺麗な海では、鮮やかなサンゴや熱帯魚の群れを水面から覗くことができるでしょう。

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