早歩きを毎日続けるとどんな効果がある?1週間~3か月で期待できる変化
フィットネス
2026年10月2日

早歩きを毎日続けるとどんな効果がある?1週間~3か月で期待できる変化 (2/4)

早歩きは痩せる?期待できるダイエット効果

早歩きは、普通のウォーキングよりもカロリーを消費しやすい運動です。

厚生労働省のメッツ表では、早歩き程度の速さは4〜5メッツ相当とされており、同じ時間歩いても普通のウォーキングよりエネルギー消費量が多くなります。

とはいえ、早歩きだけで大きく体重が落ちるわけではありません。

体脂肪を効率よく減らすには、食事内容の見直しや継続的な運動習慣を組み合わせることが欠かせません。「毎日続ければ確実に痩せる」と考えるのではなく、日々の消費エネルギーを底上げする習慣のひとつと捉えておくとよいでしょう。

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早歩きで死亡リスクが下がるってホント?

早歩きのような速いペースで歩く習慣は、死亡リスクの低下と関連することが報告されています。

米国で約8万5000人のデータを用いた研究では、1日15分程度の速歩を行う人は、速歩をしない人と比べて全死亡リスクが約19%低いという関連がみられました。一方、ゆっくりした歩行では、1日3時間を超える場合でも死亡リスクの低下は約4%でした(※1)。

こうした結果から、歩く時間だけでなく、歩行速度も健康との関連において重要である可能性が示されています。

ただし、これは統計的な関連を示した研究であり、早歩きをすれば必ず長生きできると言い切れるものではありません。食事や睡眠など、生活習慣全体を整えることと合わせて考えることが大切です。

(※1)Liu L, et al. Daily Walking and Mortality in Racially and Socioeconomically Diverse U.S. Adults. Am J Prev Med. 2025;69(4):107738. doi:10.1016/j.amepre.2025.107738

早歩きは認知機能にも良いといわれる理由

歩行速度が速い人ほど、脳の構造や認知機能の指標が良好な傾向にあることを示した研究があります。歩く速度と脳の構造や認知機能検査の結果との間に関連が見られたと報告されています(※2)。

日常的な運動習慣が認知症のリスク低下と関連するという研究報告も増えてきました。

ただし、運動が認知機能にどのように働きかけているのか、詳しい仕組みはまだ研究段階にあるため、脳の健康を支える生活習慣のひとつとして取り入れるとよいでしょう。

(※2)Rasmussen LJH, et al. Association of Neurocognitive and Physical Function With Gait Speed in Midlife. JAMA Netw Open. 2019;2(10):e1913123. doi:10.1001/jamanetworkopen.2019.13123

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