フィットネス
2023年9月4日

インナーマッスルとは。鍛え方とトレーニングメニュー (3/4)

インナーマッスルを鍛えるにはやはり「筋トレ」

実のところ、インナーマッスルは普通に筋トレをすれば鍛えることができます。ベンチプレスや懸垂(チンニング)、スクワット、デッドリフト。どれも、インナーマッスルが鍛えられるエクササイズです。

より効率よくインナーマッスルを刺激したいのであれば、エクササイズのメニューをチョイスしましょう。

「CKC(末端部は地面に接して力を発揮している)種目」が有効

スクワットやデッドリフトなど、末端部は地面に接して力を発揮している筋トレが、インナーマッスルをより刺激できます。

なお、このようなエクササイズは「CKC(Closed Kinetic Chain:クローズド・キネティック・チェーン)」と呼ばれます。

インナーマッスルを強化したいと考える人は、以下のようなCKCエクササイズを中心に行うとよいでしょう。

CKCのエクササイズ例

  • プッシュアップ(胸)
  • ディップス(肩)
  • チンニング(背中)
  • スクワット(下半身)
  • ランジ(下半身)
  • カーフレイズ など

参考:「開放運動連鎖(OKC)」と「閉鎖運動連鎖(CKC)」とは?筋トレ用語を解説 より 

インナーマッスルにまつわるウワサを解説

インナーマッスルについてはいろいろな情報が流れていますが、ここでは誤解しやすいウワサについてご紹介しましょう。

インナーマッスルは重要、アウターマッスルは鍛えなくていい?

インナーマッスルとは逆に、表層にある比較的大きな筋肉たちのことを「アウターマッスル」と呼びます。胸の「大胸筋」や背中の「広背筋」、お尻の「大臀筋」や太ももの「大腿四頭筋」などはアウターマッスルです。

このアウターマッスル、あまり鍛えなくていいという噂があります。インナーマッスルという言葉が一般的に広がったときによく聞いた内容です。

インナーマッスルをしっかり鍛えていれば、アウターマッスルはそれほど鍛えなくてもいい。それは、本当でしょうか。

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