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フィットネス
2023年11月27日

バランスボールダイエット|効果的な使い方と、体幹や腹筋を鍛えるトレーニング (1/2)

ダイエットや体幹トレーニングの器具としておすすめされることが多い「バランスボール(フィットネスボール)」。オフィスで椅子代わりに使っている人もちらほら見られます。座るだけで痩せやすくなる、インナーマッスルが鍛えられるなどさまざまなウワサも。

今回はバランスボールの効果と使い方、自宅でできる筋トレ&体幹トレーニングメニューをまとめました。

バランスボールの効果とメリット

筋肉のバランスを整える

多くの人の身体は、鞄を一方の肩でしか持たなかったり、足を組んだりすることで歪みが生じています。

バランスボールは左右で偏りが生まれると体勢を崩すので、否応なしに正しいバランス力を鍛えることができます。

体の安定性が高まる

体のバランスを保つのはおもに体幹です。バランスボールでさまざまな部位の筋肉を使うことで、体幹が刺激され、体全体の安全性を高めます。

普段は刺激しにくい筋肉を鍛えることができる

バランスボールの弾性を活用することによって、床の上ではできない動作が可能になります。筋肉を刺激する範囲もそのぶん広がります。

また、バランスボールはストレッチの道具として使い勝手がとてもいいのです。ボールの形状を利用して腹筋や背筋を伸ばすことができます。

バランスボールを使った自宅トレーニングメニュー

まずは準備運動です。

着座でゆらゆら

バランスボールに座ってゆらゆら

うつ伏せでゆらゆら

バランスボールにうつ伏せでゆらゆら

正座で体軸強化

バランスボールで正座

転がらないよう、すぐそばに掴まれるものを用意し、場所にも注意!

バランスボールストレッチ動画

バランスボール・クランチで腹筋強化

  1. バランスボールに座り、膝を90度に曲げ、両足をしっかりと床につきます。その後、バランスボールの
  2. 上に仰向けで寝てください。両手は胸の前に組んでおきます。
    上半身を起こしていきます。
  3. いけるところまで起こしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。

上記の動作を繰り返し行いましょう。

鍛えられる箇所

腹筋の上部を鍛えることができます。

トレーニングのポイント

通常のクランチよりも可動域が大きくなるため、負荷が高くなります。可動域を大きくするため、戻るときもバランスボールに背中がつくまで行いましょう。

バランスボールの位置を背中側へずらすことで強度が低くなりますが、できるだけ腰(骨盤)のあたりにくるようにしましょう。

回数の目安

10回×3セット

バランスボール・プランク

1.うつ伏せになり、バランスボールに両肘と前腕をつきます。脚は膝をまっすぐ伸ばし、両足を床につきましょう。

バランスボール・プランク

2.頭からかかとまでまっすぐになるように腰を持ち上げ、姿勢をキープします。

鍛えられる箇所

バランスを保つ体幹や、肩まわり強化に効果的です。

トレーニングのポイント

背中が丸まったり、お尻が上がらないよう注意してください。疲れてくるとバランスを取りにくくなりますが、姿勢を一直線にしたまま保持するようにしましょう。

回数の目安

20秒間×3セット

関連記事:バランスボールをイス代わりに。ダイエット効果は?メガロストレーナーが解説

バランスボール・ハイプランク

バランスボール・ハイプランク

バランスボールを両手で押すように姿勢をキープ

バランスボール・マウンテンクライマー

そのまま両脚を交互に踏み込みましょう。マウンテンクライマーです。有酸素運動にもなります。

バランスボール・マウンテンクライマー

その場で駆け足をするように

バランスボール・ニートゥーチェスト

  1. 床に両手を置き、少し後ろに体重をかけましょう
  2. 両脚を浮かせ、バランスボールを足の間に挟みます。
  3. おへそを見るように体を丸めながら、両ひざを胸に引き寄せていきます。
  4. 脚を伸ばしつつ地面ギリギリで止めます。

バランスボール腹筋動画

鍛えられる箇所

下っ腹(腹直筋下部)を鍛えることができます。

トレーニングのポイント

かかとは地面ギリギリまで伸ばし、床にはつけないようにしましょう。

回数の目安

10回×3セット

関連記事:インナーマッスルとは。効果的な鍛え方とトレーニングメニュー

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