フィットネス
2020年12月7日

自宅でできるサーキットトレーニング。“筋トレ+有酸素運動”で持久力を鍛える (1/2)

 筋トレなどの高負荷トレーニングに、有酸素運動を組み合わせて行うサーキットトレーニング。そのやり方や効果については、以前の記事でご紹介しました。

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 今回はサーキットトレーニングについて、ランナー向けの実践種目を6つ、動画つきで解説します。基本的には各トレーニングについて、ジョギングやダッシュなどで繋ぎを入れながら取り組むとよいでしょう。

 同じトレーニングを繰り返すのはもちろん、「種目1→走る→種目2→走る→……」と別のトレーニングに移行し、これを数セット行うという方法もオススメです。普段のランニングだけでは得られない全身の持久力が鍛えられ、パフォーマンスの向上を目指せるでしょう。

1)腿上げ

 立位の姿勢から大きく、かつ素早く腿上げします。腿は腰の高さを目安にしてください。このとき、腕振りもしっかり行うことでダイナミックな動きが得られます。肘を伸ばさず軽く曲げた状態で、しっかり引く意識で振りましょう。腕振りと腿上げのタイミングがバラバラにならないよう、連動性を確認しながら行うとより効果的です。

2)バーピージャンプ

 両手立位の姿勢から屈んで両手を地面に着け、今度は足を後方に伸ばします。足が伸びた際、頭から足までが直線状に位置するよう意識してください。再び両足を引きつけて屈んだ体制になり、そのまま上に高くジャンプします。

 足だけでジャンプするのではなく、腕を引き上げて全身を使う意識を持つとよいでしょう。上下左右に動かず、できるだけ同じ位置に戻りながら繰り返し行ってください。

関連記事:脂肪燃焼&ダイエット効果が期待できる筋トレ。バーピーのコツ、正しいやり方、トレーニングメニュー

3)マウンテンクライマー

 両手を地面に着けて、頭から足までが直線上に位置するよう姿勢を作ります。そのまま、左右の足を交互に上半身側へ引きつけましょう。このとき、腰が上下に大きく動いたり、膝が開く、または内側に入らないよう注意してください。

4)プランク

 体幹トレーニングの代表格「プランク」です。肘より先を地面につけた状態で、頭から足までが直線になるよう姿勢を作りましょう。30秒~60秒程度を目安に維持すると腹筋部が緊張した状態となり、体幹を使ったランニングフォームが意識しやすくなります。

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