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「煙草を吸うと体力が落ちる」ってウソ?ホント?喫煙と運動の関係性とは (1/2)

「煙草を吸うと体力が落ちる」という話。なんとな~くは聞いたことがありますが、これって本当なのでしょうか? この噂の真相を 『「煙草を吸うと体力が落ちる」喫煙と運動パフォーマンスの関係性』という記事からピックアップしてご紹介します。

「煙草を吸うと体力が落ちる」ってウソ?ホント?

「煙草を吸うと体力が落ちる」というのは、本当です。

煙草を吸うことで運動能力にどんな悪影響があるか解説します。

悪影響① 有酸素系運動能力の低下

喫煙の最大のデメリットは、有酸素系の運動能力が低下してしまうこと。簡単に言えば、スタミナが低下してしまうのです。喫煙とスポーツを調べた研究は数多くありますが、どれも有酸素系の運動能力の低下を報告しています。

なぜ有酸素系運動能力の低下が起こるの?

要因は、たばこの煙に含まれる有害物質“一酸化炭素”です。

一酸化炭素は、酸素を運ぶヘモグロビンや酸素を受け取るミオグロビンとの親和性が、酸素よりもはるかに高くなっています。これが喫煙により体内に入ることで、ヘモグロビンやミオグロビンは酸素より一酸化炭素と結びついてしまうのです。

これによって低下するのが、「最大酸素摂取量(VO2max)」と呼ばれる能力です。最大酸素摂取量とは、1分間に体重1kgあたり取り込むことができる酸素の量を示す数値であり、心肺持久力の指標として使われています。

呼吸によって体内に取り入れた酸素は、糖や脂質からエネルギーを生み出します。酸素を取り込める量によってエネルギーを生み出せる能力は左右されます。

喫煙によって血中の一酸化炭素が多くなることで、酸素を細胞へ運搬する能力が低下し、最大酸素摂取量が低下してしまうのです。

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\次:運動能力を左右するだけではなかった……/