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他人と比べてしまうときにオススメの「考え方」【専門家が教える対処法】 (1/2)

仕事内容が嫌い、向いていない、人間関係……会社を辞めたい理由は数多くあります。

今回は「人と比べてしまう」をテーマに、「【具体策あり】会社やめたいけど辞められないとき、「転職せず」乗り切る方法」からお届け。

つのだデンタルケアクリニック院長で日本選択理論心理学会認定選択理論心理士の角田智之先生が、選択理論の視点から回答してくれています。

Q. “同僚が好成績、自分は一件も契約がない”というケース。つい比べてしまったとき、どう考えるといい?

A.まず、事実(情報)に対する「捉え方」を調整してみる

“同僚が好成績を上げているのに自分は一件も契約がとれていない”という例を元に考えていきます。

この場合、事実(情報)は、““同僚が好成績、自分は一件も契約がない”です。それについてこんな思考が出てくるかもしれません。

「自分はダメだ! あんな成績は一生かかっても無理、あーあいつもこうなる、もう転職しようかな」

一方で、こんな思考の選択もできます。

「あの人はなんでもソツなくこなしてしまうなぁ。でも、なんでもできてしまうとピンチのときに弱い可能性だってある。自分は、うまくいかないことでいろいろな経験をしている。この経験は宝だ。もしかして、神様が期待をして成長しろと言ってくれているのかも!」

事実(情報)を解釈するとき、重要なステップがあります。

それは“選択”です。

事実(情報)に対してどう思考するかは、自分で決めることができるのです。

行動をプラスすることで、さらに肯定的解釈が得やすくなる

さらに「じゃあ、少し心理学を勉強して、契約獲得に役立ててみよう」と思考し、本屋に行って営業時に使えそうな心理学の本を探して購入(行為)を行うことで、感情は肯定的なものに変わるでしょう。

思考だけでなく、実際に行動を起こすことで、肯定的解釈が得やすくなるのです。

事実(情報)に対してリフレーミングをしてみる

このように、いま自分の置かれている状況を自己分析し、肯定的解釈につなげていくことで現状を乗り切ることも可能かもしれません。

▼転職しないで乗り切る方法もある


【具体策あり】会社やめたいけど辞められないとき、「転職せず」乗り切る方法