ウェルネスフード
2019年1月21日

コンビニの「バランス栄養補助食品」を食べ比べ。ダイエット中のおやつにいいかも? (1/2)

 コンビニエンスストアに行くと、バランス栄養補助食品や栄養調整食品などと呼ばれる商品が数多く並んでいます。食べることで日常生活において不足しがちな栄養分を補えるわけですが、これはあくまで“薬品”ではなく“食品”。どうせ食べるのであれば、美味しい方がいいですよね。 

 ということで、今回はコンビニで手軽に買えるバランス栄養食品、および栄養調整食品を食べ比べてみたいと思います! ラインアップは以下の4品。セブンイレブンやファミリーマート、ローソンなどのコンビニを数店舗まわって調べたところ、いずれの店舗にも置かれていました。 

・大塚製薬「カロリーメイト」(チョコレート)
・大塚製薬「ソイジョイ」(アーモンド&チョコレート)
・森永製菓「ウイダーinバー プロテイン」(ベイグドチョコ)
・アサヒフードアンドヘルスケア「1本満足バー」(シリアルチョコ)

 各製品ともさまざまな味がラインアップされていますが、今回はこの4製品で共通していたチョコレート系のフレーバーを揃えてみました。なお、補える栄養分の良し悪しは一切不問。あくまでも味がどうなのかをチェックします。感想は筆者個人の独断ですので、そのあたりはあしからず!

■大塚製薬「カロリーメイト」(チョコレート)

 まずは、「カロリーメイト」から食べてみましょう。1983年4月に発売された、この分野の先駆的な存在です。パッケージの記載によると“11種類のビタミンをはじめ、6種類のミネラル、タンパク質、脂質、糖質を手軽に補給できる”とのこと。1本100kcalです。

 さて、注目の味についてですが、ややしっとりとした食感はビスケットのよう。ほんのりチョコの風味がしますが、チョコの主張は強くありません。チョコレートフレイバーのビスケットといった感じです。甘すぎないので、甘いものが苦手な人にもオススメでしょう。ただ、口の中の水分を奪い去っていくので、何か飲み物がほしくなりますね。 

■大塚製薬「SOYJOY」(アーモンド&チョコレート)

 続いて、同じく大塚製薬の「SOYJOY」。製品ホームページによれば、不足しがちな植物性タンパク質を大豆タンパク質によって補えるのに加え、食後血糖値の上昇を抑えられる低GI食品なのだそうです。1本146kcal。では、いただきます……。

 「カロリーメイト」と同様にしっとりとした食感ですが、さらに弾力を感じます。中身がぎっしりつまっている、そんな印象です。ビターなチョコ味で、やはり甘さは控えめ。練り込まれたナッツが、ほどよい塩気を引き出しています。 

次ページ:森永製菓「ウイダーinバー プロテイン」

1 2