ウェルネスフード
2023年8月2日

豆乳のダイエット効果とは。痩せやすくなるってホント?スポーツ栄養士が回答 (1/2)

豆乳には健康に良い栄養素がたっぷり入っていて、コンビニやスーパーで扱われている商品も多種多様あります。

高たんぱく質で植物性脂肪のためカロリーが低く、大豆サポニンやイソフラボンなどの成分ががんを予防するという研究成果も出ています。また、腸内環境を整えるオリゴ糖、ビタミンB群やEが含まれており、健康飲料として注目されています。

今回は、料理家でスポーツ栄養士でもある玉利紗綾香先生に、豆乳とダイエットの関係について聞いてみました。

豆乳を飲むと痩せやすくなるのか

食欲を抑えやすくなる、腸内環境を整えるなど、ダイエットに繋がりやすくはなる

豆乳が持つイソフラボンや大豆タンパク質、レシチンの効果により「痩せやすい体質になる」と言われています。しかし、だからといって飲み過ぎると太る原因になってしまいます。

大豆たんぱく質は体内での消化・吸収に時間がかかるため満腹感を得やすく、食欲を抑えることに繋がります。食事の前に飲むと良いでしょう。

また、豆乳に含まれるレシチンは、体脂肪燃焼を高めてくれる成分が含まれています。その他に便秘解消のお役に立つオリゴ糖も含まれているため、腸内環境がよくなり、肌の調子も整いやすくなる効果が期待できます。もちろん個人差はあるので、様子を見ながら飲むようにしてください。

豆乳の1日の適性摂取量とは。飲みすぎるとどうなる?

1日の摂取目安は、200mlパックを1〜2本

1日の摂取目安は、200mlパックを1〜2本です。別途、サプリメント(プロテイン)を飲んでいる場合は、過剰にたんぱく質を摂取してしまう可能性があるので、サプリメントまたは豆乳の量を調整しましょう。

たんぱく質の過剰摂取で病気になるという研究はありませんが、内臓疲労、体重増加などは考えられます。摂取量には気をつけましょう。

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