アウトドアの最先端がココに!「アウトドアデイ ジャパン」に行ってきた
今年で18回目を迎える国内最大級のアウトドアイベント「アウトドアデイ ジャパン東京2018」が、4月7日と8日に東京・代々木公園のイベント広場において開催されました。「アウトドアデイ ジャパン東京2018」は体験・体感型のイベントとして人気を集めており、東京のほかには、福岡、札幌でも開催されます。今回は、体験できるブースを中心にレポートし、アウトドアの魅力をご紹介します。
クライミング・ウォールに登ってみよう
▲子どもや犬を連れた人で賑わう
4月8日の日曜日、代々木公園イベント広場で開催されている「アウトドアデイ ジャパン東京」に行って来ました。お天気も良かったので、大変な賑わいです。家族連れが多く、犬を連れている人もいました。
▲人気のクライミング・ウォール
入場して真っ先に目に留まったのが、クライミング・ウォール。会場のランドマークの移動式タワーで、毎年設営される「アウトドアデイ ジャパン」のシンボル的存在です。スタッフがしっかりサポートしてくれるので、子どもでも安全にクライミング体験できるのがうれしいですね。青い空に向かって登るのは気持ち良さそうです。
▲川下りの気分を味わえるラフトボート試乗体験
ゴムボートに乗り激流を下るアウトドアスポーツの「ラフティング」。会場内にあるプールでは、ラフトボート試乗体験を開催。こちらも大人気で長蛇の列が伸びていました。10m×10mの小さなプールでも、アウトドア気分が味わえそう。もし本格的なラフティングがやりたくなったら、群馬県みなかみ町や埼玉県長瀞町へ。有限会社ネイチャー・ナビゲーターによるラフティングツアーが開催されています。
▲参加者が夢中になるブーツトスゲーム
人気のアウトドアブランド「L.L.Bean」のブースでは、ブーツを投げて網に入れるブーツトスゲームを実施していました。2回チャンスがあり、1回成功するとステッカー、2回成功した場合はキーホルダーがプレゼントされます。大人も子どもも真剣な面持ちでチャレンジしていました。
車好きにおススメなスリリングな試乗体験
▲急坂を下るオフロード体験はスリリング!
エリアを移動したところで、突然、車が急傾斜の坂を降りてくるのが見えてきました。すごい角度なので、ビックリ! まるでジェットコースターのコースみたいですね。
ここでは、自動車メーカー「ランドローバー」のオフロード体験が可能。オフロードとは、舗装されていない道を自動車やオートバイで走行することです。ここでは傾斜43度の特別コースを人気車種「DISCOVERY」に乗って体感することができます。もっとも運転するのは、インストラクターだけで、自分で運転することはできません。なお、18歳未満の試乗には、保護者の同乗が必要となります。
▲サハラ砂漠の砂丘並の急坂を登る
三菱自動車では、ラリードライバーの増岡浩さんが「DERICA D:2」を運転する坂道同乗体験を行っていました。増岡さんはパリ―ダカール・ラリーで2年連続チャンピオンとなった実績を持っている方。車内映像も中継していたので、とても臨場感がありました。
レンタルできるキャンピングカーやトレーラーサウナも発見!
▲手軽に借りられるレンタル・キャンピングカー
ところで、キャンピングカーがレンタルできるってご存知でしたか?
「東京キャンピングカーレンタルセンター」では、普通免許で運転できるキャンピングカーのレンタルを出展。恵比寿や二子玉川、明大前駅、両国、川崎、草加など、最寄りの駅の近くからレンタルが可能です。全車ペットOKなので、愛犬家も喜びそう。ちなみに費用は、平日24時間で1万5000円から2万4000円。キャンピングカーに興味はあるけれど、購入はちょっと、という人は、試しに借りてみるのもいいかもしれませんね。
▲赤い家の形が可愛いトレーラーサウナ
赤い家に煙突が付いている、と見たら、何とサウナでした。本場フィンランドから来た「METOS」のトレーラーサウナです。実際に乗って体験することもできますが、着衣で入浴なので、汗をかいてもいい服装の人のみ。お隣ではテントサウナもPRしていました。フィンランドの人は、キャンプにもサウナは欠かせないのですね。日本に根付くのかどうか興味津々です。
授乳コーナーあり! 親子で楽しめるイベントも盛りだくさん
来場者はファミリー層が中心なので、赤ちゃん連れで来ても安心なように、授乳コーナーも備えられています。
会場を歩き回ってお腹がすいてしまった子どもたちも満足できる、ケバブサンドやポテトなどのフードコーナーもあるので、大丈夫。大人には、クラフトビールや地ビールの販売もあります。
▲授乳やおむつ替えもできるテントも完備
▲長い行列ができていたポテトの店
そろそろ子どもが飽きてきたな、と思ったら、ワークショップやショーを開催するブースへ。
アース製薬では、虫ケア対策を学び、アウトドア用のハットを作るキッズワークショップを行いました。講習後には、虫除け剤のサラテクトがプレゼントされます。
▲虫ケア対策にサラテクトをプレゼント
「JAF」では、バルーンでのひまわり作り教室を開催したほか、バルーンアートパフォーマンスショーを実施。バルーンアーティストの女性が風船をねじって、あっという間にプードルを作ると、子どもたちも大きな拍手を送りました。
▲バルーンアートも大盛況
親子連れに大人気だったのは、実際にハンモックを体験できる「LUMBER YARD」のブース。最近のキャンプではハンモックが流行っているそうです。緑の木陰にハンモックを吊るして寝転がるのは憧れですよね。
▲ハンモックを体験できる「LUMBER YARD」のブース
アウトドア気分も味わえるイベントを満喫
以上、体験できるブースを中心にレポートしてきましたが、細かく見ていけば一日丸ごと楽しめそうです。アウトドア気分を味わいたい、キャンプの新しいトレンドが知りたい、という人にピッタリなイベントでした。
札幌では6月16、17日に道庁赤レンガ庁舎前庭・北3条広場において開催されますので、お近くの方はぜひ行ってみてくださいね。
[参照サイト]
・アウトドアデイジャパン公式サイト
https://outdoorday.jp/
<Text & Photo:斉藤裕子(H14)>