2023年3月7日

「マッチョ介護士」がアツい!介護現場におけるマッチョのメリットとは

「マッチョ介護士」をご存知でしょうか。障害者介護施設を運営する株式会社ビジョナリー(HIDAMARI GROUP)に所属する介護士たちで、その筋肉隆々なボディを武器(?)に、介護の現場で活躍しています。

“日本一マッチョが多い福祉の会社”として多くのメディアにとり上げられ、今もパワーアップしながら福祉業界を盛り上げています。

福祉業界に新たな風を吹き込んだ

株式会社ビジョナリーが運営するHIDAMARIGROUPは、東海3県を中心に18事業所(2022年10月現在)の障害者福祉サービス事業の運営を手がけています。

社内にはフィットネス実業団【7SEAS】を構えており、ジムの利用費、マッサージ利用費、大会エントリー出場費、遠征費、プロテインサプリメント費が支給。さらに勤務時間内にはトレーニング時間も含まれているというから驚きです。

「とか言って、トレーニング時間が数分とかでしょ?」なんて穿った見方は不要。8時間労働のうち、6時間介護業務、2時間トレーニングといった仕事とトレーニングの両立を目指せる環境だといいます。

これならしっかり筋肉量をキープできそうですね。

トレーニングマネージャーにはエドワード加藤氏

トレーニングマネージャーには、フィットネスブランド「LÝFT(リフト)」 CEOで、日本トップクラスの男性フィットネスインフルエンサーであるエドワード加藤氏が就任しています。

LÝFTは、以前MELOSでも内覧会にお邪魔してきまして、エドワード加藤氏のたくましいボディに目が釘付け(エドワード加藤の人気フィットネスブランド「LÝFT(リフト)」がオープン!内覧会に行ってきた)。

左:エドワード加藤氏、右:株式会社ビジョナリーの代表取締役社長・丹羽悠介氏

エドワード加藤氏は、HIDAMARIGROUPの”マッチョ介護士”たちに、定期的にトレーニングをコーチングしてくれるそう。これはすごい!

「福祉には学生の頃から興味があり、何か自分が出来ることはないかと考えていましたが一歩踏み出せないでいた」と語るエドワード加藤氏は、マッチョと介護業界のマッチングについて以下のコメントを残しています。

「​​​​​​トレーニング×介護を自分の中で理解しようとした時に、筋肉があることで実際の介護現場で身体の負担が減ることや、トレーニングをするスタッフが増え心身ともに漲ることで、利用者様に与える影響も大きいのではと思いました。良い連鎖を作っていきたいです。もちろん、フィットネス実業団【7SEAS】の強化にも力を入れていきます」(エドワード加藤)

筋肉が多いと現場でのメリットも“デカい”

株式会社ビジョナリーの代表取締役社長・丹羽悠介氏も、介護現場におけるマッチョのメリットを以下のように語っています。

「マッチョはボディメカニクスをしっかりと理解しているため、体の使い方が上手いです。自分の体を預ける利用者様への安心感に繋がります。また一年に数回ある大会の為に日々自分自身と向き合うことや減量などの追い込みに耐える努力家であること、理想の肉体にするには綿密なトレーニングスケジュールや自身の身体のことを細かく把握していないと勝てないので、性格的にもマメな人が多い。介護士は利用者様の日々の小さな変化に気づくことがとても大事なことだと思っています」(丹羽悠介)

肉体的にも精神的にもマッチョは介護士に向いている、とのこと。た、たしかに……納得です。

過去にはマッチョ介護士のフィットネスコンテストなどを含む介護施設イベントも行われ、来訪者は約400名と大にぎわい。話題性だけでなく実際の現場や利用者、そしてそのご家族との交流も重視しています。

2022年10月に開催された自社イベント『HIDAMARI DAYS』にて披露された筋肉たち

フィットネス団体APFとコンテストコラボが開催決定

勢いは止まりません。フィットネス団体APFに協賛し、“企業対抗戦”という新カテゴリーを加えたコンテスト「APF VISIONARY CUP」を、2023年8月20日に開催すると発表がありました。

マッチョたちが企業の看板を背負い、戦う。APFを運営する野澤SHOW氏は、以下のようにコメントしています。

「僕はフィットネスを通して社会貢献がしたいという想いが昔からありました。具体的に何をすれば社会貢献に繋がるか考える中で、VISIONARYの“マッチョ介護士”の取り組みを知り、既にフィットネスが社会貢献に直結する会社があることに驚きました。フィットネス業界に長く携わらせていただく中で様々な企業の方と出会いました。業種問わず人材不足を課題とする企業が多いと知り、フィットネスを通じて企業と選手が出会い、雇用を生み出せれば社会貢献に繋がるのではと考えました。そんな時に丹羽代表から“企業対抗戦”を提案していただき、大会を通じて企業と個人を繋いでいける場にしたいと考えました」(野澤SHOW)

APFを運営する野澤SHOW氏

エントリーの開始時期をはじめ詳細な方法は追って発表するとのことなので、APF公式サイト(https://apf.inc/)をマメにチェックしてみてください。

HIDAMARI GROUP(株式会社ビジョナリー)
HIDAMARI GROUPを運営する株式会社ビジョナリーは、愛知県と三重県を中心に、利用者に喜ばれるための介護施設・看護施設を展開。利用者の安心・満足度をいちばん大切にし、介護業界に変革をもたらすことを意識し、これまでにない活動を心がけ日々企画し行動。企業理念である「世界中の人の人生を応援する」という想いに共感した、仲間たちで結成した、フィットネス実業団【7SEAS】がある。「自分たちの頑張る姿を見て、少しでも、たくさんの人達の励みになれば嬉しい。そんな気持ちを、自分を鍛えるといった活動の中で世界中に伝えている。
公式ホームページ https://hidamarigroup.com

<Text:編集部/photo:PRtimes>