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話題の新スポーツ・バブルサッカーは“格闘技みたいなフットサル”だった!?

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 競技としてのシリアスさよりも、楽しむことを目指す“ファンスポーツ”。そのひとつとして注目されているのが「バブルサッカー」です。“丸い泡のようなバンパーをかぶって楽しむフットサル”といった、まったく新しいスポーツとなっています。

 恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』にも登場するなど、バブルサッカーの人気は高まりつつあります。一体どんなスポーツなのか、どこが魅力なのか、実際にプレーしてみました。

ぶつかり合うから本音がわかる?

 Amazonプライムビデオで大人気のバチェラー・ジャパン。ひとりのイケメンを25人の女性が奪い合うというシチュエーションの中、女性同士の駆け引きやイケメンの気持ちの行方が目を離せないと話題となっています。

 その中で、男性と女性達がグループデートで一緒にプレーしたスポーツがバブルサッカーです。バンパーと呼ばれる、直径が約1.5mの丈夫で弾力性に富んだ球状のエアクッションを身につけて、フットサル形式でゲームを行います。老若男女やサッカー経験を問わず楽しめるものとして、いま世界中に広がっています。

 バチェラー・ジャパンでは、イケメンと女性たちが一緒にバブルサッカーをすることで、それまでは見えなかった意外な一面を知ることができたり、人同士の距離感が縮まりました。これを見て、友達同士や会社の同僚と一緒にプレーしてみたいと思った方も多いのではないでしょうか?

 実はこのバブルサッカー、身近なところで気軽に体験できます。「スポッチャ」などのエンターテインメント施設のほか、フットボール場などでも専用コーナーを常設しているところが増えているんです。

きっかけはノルウェイのバラエティ番組

 そんなバブルサッカーの魅力を「男女が一緒に楽しめて、女性でも男性を吹き飛ばせるところ」と教えてくれたのは、日本でバブルサッカーの発展と普及につとめている日本バブルサッカー連盟のインストラクター・鈴木俊和さん。

 バブルサッカーは、そもそもノルウェイのTV番組が発祥なんだとか。「2012年にノルウェイのバラエティ番組が、オフシーズンのサッカー選手にバンパーを被せてサッカーをさせ、YouTubeでものすごい反響がありました。それで多くの人がおもしろがって、バブルサッカーという競技ができたんです」と、鈴木さんがその由来を教えてくれました。

 日本に入ってきたのは、2014年のこと。今では全国各地で大会が開かれたり、国際大会も開催されるようになっています。

「バブルサッカーは、サッカーやフットサルの技術があまり通用しにくいんです。女性も男性も同じように動きにくくて、ドリブルとかもまともにできない。サッカーをやっている人にはもどかしいところもあるんですけど、そのぶん老若男女一緒に楽しめます」

 だからこそ、学校の友達同士や会社の同僚といったグループで、一緒にプレーすることができるのだとか。女性が男友達を吹き飛ばしたり、会社の上司に全力でぶつかったりできたのがおもしろかったと話す人も多いといいます。

楽しむコツは、全力でぶつかれ!

 今回は、鈴木さんの指導のもと、実際にバブルサッカーを体験してみました。ちなみに、筆者は40代のメタボ体型の中年男子。習慣にしている週1回のジョギングも最近はサボり気味で、明らかに運動不足です。

 まず始めに行うのがバンパーの着用。頭からすっぽりかぶり、リュックのようにストラップに腕を通し、目の前にあるハンドルをしっかりと掴みます。重さは約10kgありますが、実際にかぶってみると、それほど重くは感じません。

 ルールはフットサルとほぼ同じですが、唯一にして最大の違いがボールを持っている相手にぶつかってよいこと。バンパーが大きいこともあり、フットサルやサッカーのようにドリブルをしようとしても、すぐに他のプレイヤーとぶつかってしまいます。

 加えてバンパーの重さがくせ者で、プレーしていると普通のフットサルよりも速く疲れが襲ってきて、足下が怪しくなりました。周囲の視界が制限されることもあって、パスやドリブルで華麗にプレーしようとしても、なかなか上手くいきません。

 なので、バブルサッカーを楽しむなら、とにかくボールと相手に向かってぶつかっていくこと。弾き飛ばしたり、逆に弾き飛ばされたりしながら、全力で走り回った方が、プレーしていて楽しいだけでなく、見ている方も盛り上がるというわけです。

バブルサッカー=フットサル+ラグビー

 今回の体験では、5分間ほどバブルサッカーをプレーしました。ゲーム中は夢中になってボールを追いかけているので気がつきませんでしたが、終わってみると足だけでなく、全身が熱くなっています。中でも、全力でぶつかるバンパーを支えていた腕が、かなりだるくなりました。

 プレーしてみて印象的だったのは、サッカーやフットサルに似たスポーツであると同時に、ラグビーのような肉弾戦が味わえること。実際のラグビーはルールが複雑ですし、気軽にプレーするのも難しいところがあります。ですが、バブルサッカーならラグビーのようなぶつかり合いを気軽に、かつ安全に楽しむことができるのです。これは、なかなか他の競技では味わえない魅力でしょう。

 ノルウェイから来たバブルサッカーは、ハードな肉弾戦を男女問わずに味わえるスポーツです。仲間で盛り上がるためのきっかけに、またストレス解消の新しい手段として、一度体験してみてはいかがでしょう?

<Text:青山祐輔/Photo:神谷渚>

《関連サイト》
日本バブルサッカー連盟
http://bubble-football.jp/

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