2019年10月2日

GoPro最新モデル「HERO8 Black」登場、価格は55,880円。360度撮影ができる「GoPro MAX」も

 アクションカメラの代名詞、「GoPro」の最新モデル「HERO8 Black」が発表されました。

 動画のブレを補正してくれる自慢の「HyperSmooth」機能にも磨きがかかっており、さすがの仕上がり。さっそく、詳細を見ていきましょう!

「HyperSmooth 2.0」採用!ジンバルなしのビデオ撮影がさらに安定

 まずは、何と言っても映像の安定化機能「HyperSmooth」機能がさらなる進化!

 百聞は一見に如かず……。前作「HERO7 Black」でも驚いたものですが、こちらのプロモーション動画の通り、「HyperSmooth 2.0」では、ピッチ軸の安定性が劇的に改善していることが分かります。機能オフとオンでは、まるで別物みたいな映像の仕上がりです。

 また、新しいブースト モードも搭載されており、必要に応じて安定化機能の精度をさらに上げることだってできます。なお、「HyperSmooth 2.0」は、すべての解像度とフレーム レートで動作可能。アプリでホライゾンレベリング(⽔平ロック)だってできちゃいます。

 ほかにも「TimeWarp 2.0」機能が搭載。被写体の動き、シーン検出、光量に基づいて速度を⾃動的に調整してくれるので、美しい映像撮影をアシストしてくれます。基本性能スペックは4K60、1080p240で据え置きですが、こうした数々の新機能が商品をさらなる高みに導いているような印象です。

拡張性の高さも魅力!ユーザー好みに進化させよう

 「HERO8 Black」のもう一つ大きな特徴は、その拡張性の高さ。そんなユーザーの想いを叶えるべく、今モデルではライトやマイクを追加することも可能に。これらはいわゆる"後付け"なので、必要な人は付けられるし、コンパクトなまま持ち運びたい人はそのまま使用すればOKです。

 拡張ツールとしては、高性能ショットガンマイク、3.5mmマイク、HDMI 出力ポート、2つのコールドシューマウントをすべて備えた「メディア モジュラー」、「ディスプレイ モジュラー」「ライト モジュラー」が展開されます。モジュラーの国内発売日程は未定とのこと。

 ほか、新機能として撮影の前後1.5秒間を記録し、その中から1枚のベストフレームを選んで12MPの写真にしたり、⾼画質の4K 4:3 ビデオとして保存することができる「LiveBurst」機能が搭載されていたり、高品位な編集も可能な「RAW」モードが、タイムラプスや連写でも利⽤できるようになっていたりと、痒い所に手が届くような進化も。「HERO8 Black」は、税込55,880円、10月25日より販売開始予定です。

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360度撮影も可能な「GoPro MAX」登場

 なお、「HERO8 Black」に加えて、3つのレンズがついた新しいGoPro「GoPro MAX」も登場。こちらは、防⽔シングル レンズのHEROカメラを搭載しているほか、デュアルレンズによって360度カメラとしても機能。さらに、ユーザー側を向くディスプレイとショットガンマイク並みのマイクオーディオを装備しているということで、次世代のVlogカメラと呼べそうです。

 「Max HyperSmooth」による強固な安定化機能、さらにGoPro史上最も広い視野⾓を誇るという新開発の超広⾓レンズ「Max SuperView」を搭載しているなど、単なる360度カメラにとどまらない魅力を秘めた製品です。「GoPro MAX」は、税込67,100円で10月25日より販売開始予定となっています。

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<Text:辻村>