
社会人アスリートの1週間。競技とプライベートを両立する秘訣は?|「走ることも、働くことも、私のストーリー」
「社会人アスリートの生活ってどんな感じ?」
陸上に集中するために、副業で得た気持ちの切り替え術
私は「青森県競技力向上対策本部」で活動しており、
そうした状況の中、副業を始めたことが転機となりました。競技以外のことにも集中する時間ができたことで、気持ちにメリハ
1週間のスケジュールを公開
競技力向上のために、日々どんな生活を送っているのか気になる方も多いのではないでしょうか?練習だけでなく、治療やトレーニング、コーチとしての指導、リフレッシュの時間まで、バランスを大切にしながら過ごしています。今回は、そんな私の1週間のスケジュールを大公開!
どんなルーティンで取り組んでいるのか、ぜひチェックしてみてください。
月曜日:治療/コーチとして指導
午前:治療院
午後:高校生のコーチとして指導
火曜日:トレーニング
午前:パーソナルトレーニングで走りに必要なコアな部分を強化。
午後:低酸素ジム「AIRNIX」で有酸素系のトレーニング。
水曜日、木曜日:練習
午前:仕事/軽めの運動。
午後:大学の練習へ。走り込みから補強まで。20:
金曜日:プライベートタイム
午前:治療(土曜日に行くことや体の状態に合わせて)
午後:自由時間。友達と遊んだり、美容の日にしたり、
土曜日・日曜日:集中練習
午前:10:00から練習。
午後:趣味や仕事の時間
練習やトレーニングだけでなく、身体のケアやプライベートの時間もしっかり確保することで、最高のパフォーマンスを維持しています。毎日を計画的に過ごしながら、競技力向上と充実した生活を両立できるよう工夫しています!
お菓子作りが趣味
移動時間を競技力アップに活かす方法
実は、練習場所までの通学に片道2時間かけています。一人暮らしも検討しましたが、設備が整った実家の環境が自分には合っているため、通学を選択。長い移動時間を無駄にせず、効率的に活用することを心がけています。
移動中は練習ノートの記録や振り返りを行い、その日の課題や改善点を整理。また、練習動画を見直してフォームのチェックをすることで、次の練習に生かしています。
さらに、SNSの更新もこの時間に済ませることで、トレーニングの記録や情報発信を継続。移動時間をただの移動で終わらせず、有意義に使うことで、競技力向上や発信活動にもつなげています。
限られた時間を最大限活用することで、長距離移動のハンデを感じることなく、充実した日常を送っています。
冬季練習で大切にしていること
冬季練習では体のケアをとくに重視。
毎日のケアタイム
日々のコンディションを整えるために、寝る前の1時間はストレッチをはじめとしたセルフケアを欠かしません。
十分な睡眠
毎日7時間以上の睡眠をとることを意識し、しっかりと身体を回復させています。
食事管理
長時間の練習に耐えるために、補食を意識した食事管理を実践。エネルギー切れを防ぐために、トレーニング前後の栄養補給には特に気を配っています。さらに、食に関する資格も取得し、学んだ知識を実生活で活かしているのも強みの一つ。
忙しくても夢を追い続けたい
幼馴染とハロウィンパーティーをした時の写真
周りから「忙しいね」と言われることもありますが、
次のコラムでは、陸上や仕事以外の時間の使い方、
熊谷遥未(くまがえ はるみ)
陸上競技選手
【種目】
100m 12秒11 / 200m 24秒44 / 400m 54秒64
【所属】
田園調布学園→法政大学→ASUNARO
Instagram
https://www.instagram.com/haruaya16
X
https://x.com/harumiiiiiii_k
<Text & Photo:熊谷遥未>