パートナーの体臭が気になったときは「気づいた側が対策を」…家庭内スメハラ対処法
足用デオドラント「デオナチュレ」を販売するシービックが、気になる調査結果を発表。なんと、男性用の足指デオドラントクリームは女性の購買率が46%を占めているそうです。女性が半数に迫る購買率、その背景には一体何があるのでしょうか。
コロナ禍で家庭内の体臭問題が浮き彫りに
新型コロナウイルス感染症の拡大で増加したリモートワーク。自宅がオフィスになることで、家族と過ごす時間が増えた一方、これがデメリットになるケースもあるようです。
人気恋愛事情専門家・神崎桃子さんは、昨今の状況について「コロナ禍において女性は同棲中のパートナーのことでストレスを抱えている。脱ぎっぱなしの靴下を洗濯する、出しっぱなしにしたものをしまうなど、パートナーが家にいる時間が長くなったことで家庭内の仕事が増えた」とコメント。
また、30〜40代の女性を集めて、パートナーのニオイについて座談会を行ったところ、家庭内でのスメハラ(スメルハラスメント)の拡大も大きかったそう。実際に「運動不足になってニオイがキツくなった、リモート会議の緊張からかへんなニオイがする、部屋で筋トレをされて困る、スリッパを履かずに裸足で歩き回るから床にニオイがつく」などの声が聞かれたといいます。
ニオイはあらゆる人間関係を揺るがす
諸悪の根源である体からの悪臭ですが、問題は体臭に鈍感な人が多いことにもあるよう。神崎さんは、「本来、ニオイは本人が気付いてケアするべきだと思いますが」と前置きした上で、パートナーがニオイに鈍感な場合、気づいた側がデオドラントを購入し、悪臭を消してもらうのが有効とのこと。「ニオイというのはカップルの問題だけでなく、あらゆる人間関係を揺るがします」と提案しました。
足のニオイなら足用デオドラント、脇のニオイなら脇用デオドラント。有効なアイテムと正しい使い方を知り、ニオイに気づいた側がパートナーのために購入し、使ってもらうことが、職場も家庭も円満にするコツだとしています。
足のニオイ、やんわりお知らせするコツは
ただ、直球で「足がクサイ」というのは、なかなかハードルが高いもの。抵抗なく使ってもらうコツについて神崎さんは「足用デオドラントをプレゼントするなら『コレ、流行ってるんだって』とか『(ニオイに鈍感な男性相手の場合は)デオドラントに気を使う男性が増えてるって聞いたよ』などと、一言添えるといいですね」とアドバイス。トレンドに敏感な人なら、流行りモノを使いたくなる意識が高いので有効そうですね。
また、「相手には相手のプライドがあるので、『あなたの足がクサイから』と否定するようなことは決して言わず、『身だしなみに気をつけると今以上に会社で好感度があがるよ』などとテンションをあげましょう」と話しています。
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<Text:辻村>