のびのび育った人には共通点がある?大人になって現れやすいメリット・デメリット (1/2)
「のびのび育った人だね」と言われると、細かいことにとらわれず、自分らしく生きている人、そんな印象を抱く方もいらっしゃると思います。
一方で、「のびのび育てる」という言葉は、人によって思い描くイメージが少しずつ違うのも事実です。「甘やかされて育った」と捉える人もいるかもしれませんね。
のびのび育った人に見られやすい特徴を、メリットとデメリットの両面から紹介します。監修は神谷町カリスメンタルクリニック院長・松澤 美愛先生です。
「のびのび育つ」とはどういう環境? 甘やかされて育った人との違い
「のびのび育つ」とは、子どもの気持ちや個性が尊重され、過度に管理されたり否定されたりすることなく、安心して自分を表現できる環境で育つことを指します。
似た言葉に「甘やかされて育つ」がありますが、この二つは実は少し異なります。
のびのび育つ環境では、子どもの自由が尊重される一方で、年齢に応じたルールや、他者への配慮といった基本的な枠組みはきちんと示されます。対して甘やかされて育つ環境では、子どもの望みがそのまま通りやすく、我慢や責任を学ぶ機会が少なくなりがちです。
では、こうした環境で育った人には、具体的にどのような特徴が見られやすいのでしょうか。
のびのび育った人は、自分の気持ちに気づきやすい
のびのび育った人は、幼いころから自分の感情を否定されずに表現できた経験が多いため、大人になっても「自分が今、何を感じているのか」に気づきやすい傾向があります。
うれしい、悲しい、嫌だ、といった気持ちを我慢して押し込めるのではなく、素直に受け止められることが多いのです。
この力は、ストレスとの付き合い方にも影響します。自分の気持ちに早めに気づけると、「なんだかしんどいな」という段階で休息をとったり、周囲に相談したりといった対応がしやすくなります。
好奇心が強く、挑戦へのハードルが低い
「失敗しても大丈夫」という感覚を持って育った人は、新しいことに挑戦するときのハードルが低くなりやすい傾向があります。
子どものころに、多少の失敗をしても頭ごなしに叱られず、「やってみたこと」自体を認めてもらえた経験が、大人になってからの行動力につながっていくのです。
そのため、未経験の仕事や新しい環境に対しても、「まずはやってみよう」と前向きに捉えられることが多いです。
もちろん誰でも不安はありますが、その不安に立ち止まりすぎず、一歩踏み出しやすいことが特徴といえます。
人間関係では「自然体」でいられるのが強み
のびのび育った人は、自分をよく見せようと無理に取り繕うことが少なく、人間関係の中でも自然体でいられることが多いです。
ありのままの自分を出しても受け入れてもらえた経験があると、「本当の自分を見せたら嫌われるかもしれない」という不安を抱きにくくなります。
飾らない自然体な雰囲気は、結果として良好な人間関係につながっているケースが多いといえます。
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