2019年3月4日

タイムやストローク数を音声案内。骨伝導の水泳用トレーニングデバイス「MARLIN」が便利そう

　スイマーの悩みの1つとして「音が聞こえづらい」というのがありますが、そんな悩みを解消してくれそうなアイテムを紹介します。骨伝導ヘッドセットを備えた水泳用トレーニングデバイス「MARLIN（マーリン）」が、3月1日（金）より発売されています。

ラップタイムなどを骨伝導でお知らせ

　「MARLIN」は、泳いでいる方向やペースなどの状況を、骨伝導ヘッドセットを通じてスイマーに伝えるよう設計されたスイム用トレーニングデバイスです。

　本体サイズは縦61.5×39×18.5ミリと小ぶりですが、内部にはGPS（MARLINのみ）と加速度センサーが搭載されており、クロールや平泳ぎなどのスイムスタイル、ストローク回数に加えて、現在位置および泳いでいる方向などを検知して音声案内してくれます。

　骨伝導ヘッドセットは水中でもクリアで鮮明な音声案内が可能なので、スイマーの動きを乱すことなくリアルタイムに情報が通知されます。

　GPSを利用したナビゲーション機能は、オープンウォーターでのトレーニング時に真価を発揮します。専用アプリを使って事前に海上コースを設定し、Bluetooth経由でMARLIN本体へ情報を同期することで、コースに沿ってスイマーが泳げているかを定期的に伝えてくれます。

　もしもコースから外れた場合は、どの方向に泳げばいいのかを音声で指示してくれるという優れものです。また、設定された通過点に到達したときも音声で通知してくれます。

　MARLINはGPS搭載モデルと非搭載モデル（MARLIN-P）がラインナップ。価格はそれぞれ税別15,000円、税別12,000円で、いずれもジークスのECサイトにて購入が可能となっています。

＜Text：辻村＞