2019年4月26日

Googleのヘルスケアアプリ「Google Fit」がiPhoneでも利用可能に

 Googleのヘルスケアアプリ「Google Fit」がiOS端末でも利用可能となりました。

「Google Fit」とは

 「Google Fit」は、世界保健機構(WHO)の提唱にもとづいて、「通常の運動(分)」と「強めの運動(ポイント)」という2つの指標を測定するアプリです。

 「通常の運動(分)」とは、エレベーターの代わりに階段を使ったり、友だちとの会話をカフェではなく歩きながら行うといった、ちょっとした運動を測定する指標を指します。少しでも座っている時間を減らし、活動している時間を長くすることが目標です。

 一方、「強めの運動(ポイント)」は、運動によって心拍数が上がることを目的としたもの。早歩きで犬の散歩をするといった中強度の運動であれば、1分間行うごとに1ポイント、ランニングなどの強度の高いウンドを実施すれば、2ポイントが加算されます。

 同アプリでは、こうしたアクティビティ履歴に基づいてアドバイスや実用的なヒントを提供してくれます。iOS端末であれば、デフォルトアプリである「Health」と連携することにより、こうした情報をGoogle Fitに蓄積することが可能です。

 なお、同アプリは、NIKE(ナイキ)の「Nike Run Club」やUNDER ARMOUR(アンダーアーマー)の「MapMyFitness」、アクティビティトラッカーSmartBandのユーザーに向けた「SmartBand 2 SWR12」などのアプリに対応。もちろんApple Watchとも連携可能です。Google Fitは現在、App Storeで配信中です。

・Google Fit
《ダウンロード》iOS(iPhone)Android

<Text:辻村/Photo:Getty Images>