2019年7月31日

NIKEのランニングシューズ新モデル、ソールにビーズ素材を採用。8月15日発売、1万8000円

 NIKE(ナイキ)は7月31日、ビーズ素材採用によりユーザーごとの足の形に馴染み、それぞれにあわせた感覚を提供するダイナミックなソール「ジョイライド」を搭載した「ナイキ ジョイライド ラン フライニット」を、8月15日に発売すると発表しました。

ナイキ最新のイノベーション、フライニットに搭載

 「ナイキ ジョイライド」は、「ナイキ エア」や「ナイキ リアクト」など、同社が提供するさまざまなクッショニングソールの一つとして加わった最新のイノベーションです。

 内部には、プラスチックとゴムの共重合体であるTPE素材のビーズが詰まっており、ストライドの動きにあわせて、それぞれの部位に求められる機能を提供してくれます。たとえば、ランニングの場合は、50%がかかとの着地に対応、5%がつま先のクッション性を提供するためにソール内で移動するといった具合です。

 これにより、それぞれのランナーに合わせた足元体験を実現。軽く、エネルギーリターンに優れた素材は、ランナーに衝撃吸収性と、フレッシュな足の感覚の双方を実現してくれるとのことです。

 なお、同技術は、今回が初搭載。フィット性に優れた「フライニット」との相乗効果によって、これまで以上のランニング体験が享受できそうです。ちなみに、その履き心地は「まるで泡の上を走っているよう」と表現されており、期待が高まります。

今後の展開にも期待

 ナイキはすでに今後の展開にも含みを持たせており、「ナイキ ジョイライドを使用するモデルは、それぞれの目的に合わせた機能性を提供していく」と伝えています。

 具体的には、「ナイキ ジョイライド NSW」「ナイキ ジョイライドセッター」(パリのファッションウィークでマシュー・ウィリアムズのSS20 ALYXのショーに登場)、ウィメンズ限定の「ナイキ ジョイライド オプティック」、そして、「ナイキ ジョイライド ノヴァ」なども含まれるとのこと。

 今回発表された「ナイキ ジョイライド ラン フライニット」は税別18,000円で、8月15日にNIKE アプリ、NIKE.COM などで発売開始予定です。また、ナイキ直営4店舗(原宿・吉祥寺・大阪・福岡)で、7月31日から8月14日の間、ナイキプラスメンバー限定で、ナイキ ジョイライド ラン フライニットのトライアル先行体験が実施されます。

 今回発表された「ナイキ ジョイライド ラン フライニット」については、韓国で行われた発表イベントの模様を後日、詳細レポートとしてお届け予定ですので、お楽しみに!

<Text:辻村>