2019年9月26日

"不慮の"ドーピングを防ぐアスリート向けアプリ「DINX」リリース。証明書発行や損害補償にも対応

 アスリートにとっておそろしい"不慮の"ドーピング。薬に関して確認する手段や方法がわからずドーピング違反者になってしまうケースや、ドーピング違反を恐れるあまり、体調が悪くても薬を飲まずに我慢してしまい、体調不良により本来の能力を発揮できずに終わってしまうアスリートも。

 そんなアスリートのために、オンキヨースポーツは国内初となるドーピング禁止物質の判別ができるドーピング検索アプリ「DINX」を10月下旬より公開すると発表しました。

意図せぬドーピングを防ぐために登場した「DINX」

 「DINX」は、ドーピング違反の対象薬を検索・確認し、即時で判断することができるアプリです。医薬品情報は、医療用医薬品約 21,000 品目に加え、OTC医療品約13,000 品目(2019年6月現在)をカバーしています。

 アプリでの検索時には、手入力に加えて、製品に印字されているQRコードやJANコードを読み取って検索することも可能。また、ドーピング対象薬検索機能でも補うことが出来ない薬に関することは、問い合わせも対応しています。

証明書発行や損害補償まで対応

 さらに、検索・結果履歴をデータに残すことで、アプリを使用して確認を取る動作を行ったうえで摂取したことを証明する非故意証明書の発行申込みも可能。アプリの検索結果で判断、薬を摂取し、万が一ドーピング違反となってしまった場合、DINX アプリを利用した附帯サービスとして、損害費用の補償もしてくれます(※上限3億円)。

 気になる費用ですが、月額費用となっており、サービス開始前に案内されるそう。ただし2020年9月7日(月)まではすべての人に無料で提供とのことです。また、簡単なアンケートに答えると、先着1,000名に「うっかりドーピング防止BOOK(非売品)」もプレゼントされるので、気になる方はまずトライアルの申し込みを済ませてみては?

・DINXトライアル申し込みフォーム https://dinx.pro/trial/

<Text:辻村/Photo:Getty Images>