テクノジム、東京オリパラにフィットネス機器を提供へ。選手村や競技会場など30ヶ所
フィットネス機器メーカーのテクノジムは1月27日(月)、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と東京五輪におけるスポンサーシップ契約を締結。フィットネス機器カテゴリーの「東京2020オフィシャルサプライヤー」に決定しました。
選手村のトレーニング機器などをサポート
ジムやフィットネスで体づくりに励んでいる方は目にする機会も多いであろう、テクノジム製の機器。今回の東京五輪サプライヤー決定により、どのような部分で同社機器が使用されるのか気になるところです。発表によれば「選手村のフィットネスセンターや、競技会場、練習場の約30カ所において、オリンピックおよびパラリンピックの開催期間中にわたり、選手にトレーニング・フィットネスの場を提供します」とのこと。
東京・晴海のウォーターフロントにある選手村のフィットネスセンターでは、期間中にすべての選手が利用できるかたちで、有酸素運動、筋力トレーニング、ファンクショナルトレーニングなどさまざまなトレーニング分野を網羅する製品が展開されます。オリンピック選手1万人、パラリンピック選手4千人が、同社機器を利用してトレーニングを行うそう。
今回の決定について、テクノジム社長兼創設者のネリオ・アレッサンドリ氏は「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会においてオフィシャルサプライヤーに決定したことを大変光栄に思います」、また「当社は、アスリートの目標達成をサポートするために、もっとも革新的な製品開発に日々取り組んでいます。今回の偉大な成果は、テクノジムチーム全員の勝利であると確信しています」と、自社製品の性能に自信を見せています。
さらに、東京2020組織委員会の森喜朗氏は、「テクノジムは、過去大会においてもトレーニングセンター、各競技会場へのフィットネス機器の提供を通じて選手のベストパフォーマンスを支えてきました。東京2020大会においても、テクノジムとともに選手がベストパフォーマンスを発揮できる環境をつくりあげていきたいと思います」とコメントを寄せています。
<Text:辻村>