2020年4月3日
米ニューバランス、医療用マスクの開発着手。4月中旬までに週10万ユニット製造を目指す
世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスの被害。医療用マスクの供給不足も深刻化しており、異業種からの臨時参入も相次いでいますが、米国では「New Balance(ニューバランス)」も医療用フェイスマスクの開発・製造をスタートしていると明らかにしました。
4月中旬までに週10万ユニットの製造目指す
医療用フェイスマスクの開発・製造を手がけているのは、アメリカ国内にある5つの同社工場のうち、マサチューセッツ州ローレンス工場と、メイン州ノーリッジウォッグ工場。開発にあたっては、地元の医療機関や研究開発機関と協議することで、プロトタイプを1週間で製造したそう。4月中旬までに、両工場あわせて週に最大10万ユニット製造することを目標としています。
ご存知の通り、本業はスポーツアパレルを手がけるだけに見た目もクールで、肝心のマスク部分は切り替えが効いて、かなりファッショナブル。顔に固定するための紐はシューレースを思わせる仕上がりとなっています。
今回のフェイスマスクだけでなく、ガウンやフットカバーなどの保護具に関してもプロトタイプ製作にも務めるとしています。なお同社によると、現時点でマスクの供給はアメリカ国内のみを予定しているとのことです。
<Text:辻村>