プロテイン配合こんにゃく麺「SHAPE MEN」。 たんぱく質量は少なめだけど、糖質&脂質ゼロで運動後に良さそう
日本最大のスポーツ・健康産業総合展示会「SPORTEC(スポルテック)」が12月2日~4日に東京ビッグサイト青海展示場で開催。スポーツフードパビリオンエリアで見つけたプロテイン配合こんにゃく麺を紹介しましょう。
こんにゃくを作って90年。老舗が開発
大阪の老舗・中尾食品工業が参考展示していたのは、プロテイン入りコンニャクヌードルの「SHAPE MEN」(シェイプメン)でした。身体にじっくり吸収されるカゼインプロテインを配合しています。現在開発中で、発売は来春とのこと。
▲中尾食品工業の「SHAPE MEN」。men(男性)と麺をかけています。内容量は180g
国産のこんにゃく粉を使った製品で、タンパク質3g、糖質0g、脂質0g、エネルギーは12kcal(100gあたり)。早速試食させてもらいましたが、まず箸でしっかり持てるほど麺がしっかりしています。なるほど食感もモチっとしており、食べ応えがある印象。匂いや味はないので、うどんのツユか何かが欲しくなります。どのような経緯で開発されたのでしょう? ブースの担当者に話を聞きました。
▲こんにゃくベースの珍しい商品群に、立ち止まって話を聞く来場者の姿も多くみられました
こんにゃくを作って90年の同社が、新たな市場開拓のためにつくったとのこと。担当者は「プロテインをそこまで多く含有しているわけではないのですが、シェイプアップを目指す方などに向けて販売することを目指しています。1袋は200円くらい。賞味期限は、常温で2か月もちます。運動の後にパスタなどの代替として楽しんでもらえたらと思います」。
▲鉄分10mgを配合した「IRON MEN」、エノキ成分5gを配合した「FIRE MEN」など、今後のラインナップも期待できそう
販路はオンラインのほか、ジムなどに卸すことも検討中。なおスポルテック初日に来場した室伏広治さん(スポーツ庁長官)もブースを訪れ、「珍しいし、良いね。オリンピックにも出して欲しい」と声をかけられたそうです。
<Text & Photo:近藤謙太郎>