アディダスとオールバーズのコラボシューズ登場。100足限定で抽選販売
アディダスジャパンとオールバーズは、コラボレーション第1弾「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」を、21日(金)午前9時より抽選販売すると発表しました。
両社にとってもっとも低いカーボンフットプリントを実現
「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」は、ライバル関係のスポーツブランドである両社がタッグを組んで開発した商品です。
同商品の開発にあたっては、両社が互いの持つ独自素材、サプライチェーン、イノベーションを共有。たとえば、アディダスで人気のミッドソール「Lightstrike」をベースとしたミッドソールは、オールバーズのサトウキビをベースにした「SweetFoam」で再構築。低炭素の天然素材の実装が実現しています。
また、新たに開発されたアッパー素材は70%のリサイクルポリエステルと木材パルプから作られた天然素材テンセルを30%使用。滑らかで軽量なアッパーは、パフォーマンスを発揮しながら、カーボンフットプリント(温室効果ガス)の大幅削減に成功しています。
これらにより、「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」は、両社にとってもっとも低いカーボンフットプリント(温室効果ガス)2.94kg CO2eを実現。
アディダスのエグゼクティブ・ボードメンバーを務めるブライアン・グリービー氏は同商品について「オールバーズとのパートナーシップは、同じ業界の競合するブランドが一緒になってデザインすることで、どのような可能性が生まれるかを示す道しるべとなります」とした上で、「お互いの知識やリソースをオープンにし、真の意味での共同作業を行うことは、他のブランドへの呼びかけになり、スポーツ業界がカーボンニュートラルを達成するためのひとつのマイルストーンとなります」とコメント。
また、オールバーズ創設者の一人であるティム・ブラウン氏は「この1年間2つのチームが一丸となって、カーボンフットプリントゼロに限りなく近いフットウェアの開発に取り組んできました。その結果エキサイティングな一歩を踏み出すことができ、他のチームの模範となるような成果をあげることができました」と今回のコラボレーションについて語っています。
「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」は、21日(金)午前9時より100足限定で、adiCLUB会員限定で抽選販売予定。2021年秋冬には10000足限定で一般販売され、2022年春夏にはさらに拡大して販売される予定です。
<Text:辻村>