2021年6月26日

速報:寺田明日香、11年ぶり4度目の日本一!「本当にいろいろな方々に支えていただいて、11年ぶりの優勝」

 東京オリンピックの選考会を兼ねた陸上日本選手権(第105回日本陸上競技選手権大会)が6月26日、大阪・ヤンマースタジアム長居で開催されています。

 大会3日目となる今日、女子100mハードルの決勝が行われ、寺田明日香選手(ジャパンクリエイト)が出場。12秒87の日本記録保持者である寺田選手は、前日に行われた予選と準決勝をトップ通過し、決勝に進出していました。

11年ぶり4度目の日本一

 第6レーンの寺田選手、スタート前に名前が呼ばれると、会場からひときわ大きな歓声が送られました。前半からレースをリードし、13秒09の1着でゴール。寺田選手は2008年から3連覇を達成しており、最後の優勝となった2010年以来、4度目の日本一に。

 以下は、レース直後のテレビインタビューでのコメント。

「3週間前の木南記念ですごくいいタイムが出ていて、参加標準記録を狙いたいと思っていたので。久しぶりに13秒かかって(苦笑)。行きたいという気持ちが先走って、ちょっとかたくなってしまったかなと。でもちゃんと一番で走れたのは良かった。本当にいろいろな方々に支えていただき、11年ぶりの優勝。いろんな方々に背中を押していただいているので、もうちょっと頑張りたいなと思います」

 オリンピック参加標準記録突破とはならなかったため、本日時点でのオリンピック代表内定はお預けに。なお、ワールドランキングを加味した内定メンバーは、7月2日以降に発表が予定されています。

<Text & Photo:MELOS編集部>