2021年9月15日

「Apple Watch Series 7」新登場!ディスプレイは過去最大、自転車ユーザー向け新機能も

 米アップルは現地時間14日、新製品発表会で新型Apple Watchとなる「Apple Watch Series 7」を発表しました。

過去最大のディスプレイサイズ

 ハード面の特徴としては、前作「Series 6」と比較すると、ディスプレイが20%も大型化。ケースサイズは41mmと45mmで表示可能域が大きくなり、フルキーボードが表示できるようになった点もポイントです。

 また、ディスプレイは有機ELが採用されており、常時表示も可能。バッテリー駆動時間は最長18時間で、充電速度は前モデルから33%向上しています。

 耐久性もアップしており、ディスプレイ前面に採用されたクリスタル素材は「Series 6」と比較して最大2倍以上の強度。防塵性能はIP6X、防水性能はWR50となっています。

注目のヘルスケア機能は?

 本発表前には、海外メディアの“噂”として、血糖値や体温の測定も可能になるとの見方もありましたが、こちらは据え置き。「Series 6」と同様、心拍数のほか、心電図、血中酸素の測定が可能です。今後のさらなる進化に期待といったところでしょうか。

 自転車に乗る人向けには新機能も。Apple Watchがユーザーの自転車走行を検知し、ワークアウトの開始を促してくれるようになります。さらに、休憩中はワークアウトを一時停止。転倒検知機能も新たに追加されます。

 このほか、ワークアウトの定額サービス「Fitness+」につき、アップデートも発表されました。ただし、日本はいまだ未対応。同サービスの日本追加も待たれるところですね。

 なお、「Apple Watch Series 7」は今秋発売とされていますが、日本における発売日・価格は現時点で未定です。

<Text:辻村>