延期を重ねた「東京マラソン2021」、来月開催へ。メダルデザインに籠められた想いとは
2022年3月6日(日)に開催される「東京マラソン2021」。このほど、同大会のメダル制作を担当するTANAKAホールディングスが、純金メダル、純銀メダル、純銅メダルのデザインを発表しました。
「東京マラソン2021」は、今回で15回目の開催となる国内最大規模の市民参加型マラソンです。当初は2021年の秋開催が予定されていましたが、延期に。長い間準備をしてきた一般ランナーにとっては、待ちに待った大会と言えます。
メダルに籠められた想い
表彰メダルのサイズは直径約65mm、厚さ約2.8mmで、重さは純金製が約180g、純銀製が約100g、純銅製は約85g。金・銀・銅のメダルには、「亀甲×麻の葉」「青海波×七宝」の和柄デザインが施されており、大会コンセプト「もう一度、東京がひとつになる日。」に込められた、新たな生活スタイルで「再びみんなで走ることができる喜び」と「ひとつになろう」という想いが表現されているとのこと。
和柄の繰り返しは「みんなで走る」が表されており、異なる和柄の掛け合わせは参加者と応援する人々が「ひとつになる」ことが表現されているといいます。
メダル裏面には、コースマップと田中貴金属グループのロゴに加え、「THE DAY WE UNITE.」(東京がひとつになる日。)のメッセージ刻印も。
また、リボンのデザインは「ランナー」「ボランティア」「観衆」の一人一人を表す一本一本の線が織り重なったタペストリーのような大会ロゴがモチーフとなっています。
ギンザタナカ 銀座本店で展示
これらのメダルですが、実物が、明日16日(水)からギンザタナカ 銀座本店1Fにて展示されています。ショーケースに入った状態ではありますが、なかなか間近で見ることができない代物だけに、気になる方はチェックしておきたいところ。展示は3月3日(木)までが予定されています。
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<Text:辻村>