【おうちでできる!マタニティヨガ #1】深呼吸でリラックスする (1/2)
妊娠中でも体に負担をかけることなく、安心して楽しめるマタニティヨガ。最近では産院でも講座が開かれるなど、多くの方が触れる機会が増えています。
マタニティヨガは、妊娠中の身体の重さや腰の痛みなど不快な症状を、簡単なポーズと呼吸法で緩和することができるとされています。また、精神を集中することで、気持ちまでリラックスさせてくれる効果も。
まずは、マタニティヨガのメリットと注意事項、基本となる「呼吸法」、比較的簡単にできるポーズを覚えていきましょう。「いつからやっていいの?」というギモンにもお答えします。
マタニティヨガのメリット
マタニティヨガを実践することは、お産の準備にさまざまなメリットがあります。
[運動不足が解消できる]
マタニティヨガは無理なく続けられる有酸素運動です。
[体の不調が緩和する]
腰痛、体のむくみ、足のつりなどが緩和されます。
[血行が良くなる]
体温が上がり、免疫力がアップします。
[お産の呼吸の練習ができる]
ゆっくりと呼吸をすることで自律神経も整います。
[お産に向けて骨盤を整える]
お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれ歪んできがちな骨盤を整えます。
[赤ちゃんとの絆が深まる]
お腹の赤ちゃんを感じながらゆっくり呼吸をすることで一体感が味わえます。
始める前に覚えておきたいこと
次に、マタニティヨガを始める前に必ず確認しておきたいことをチェックしましょう。
- [安定期に入ってから始める]
妊娠20週を過ぎたころから始めることをおすすめします。不安があれば、担当医に相談してから始めましょう。
- [無理をしない。お腹が張るときは控える]
体調が悪いときは控えましょう。疲れたら中断しましょう。
- [締め付けのない服装で]
お腹周りはゆったりと。また、冷えは禁物ですので、薄着になりすぎないようにしましょう。
- [食後2時間は避ける]
胃が活発に動いている間は避けましょう。
- [滑らないように注意]
ヨガマットを敷くなど、足元には十分注意しましょう。
深呼吸と姿勢を覚えよう
●基本の深呼吸とポーズ
あぐらをかき、胸の前で手を合わせてひと呼吸(鼻から吸って鼻から吐く)します。背筋を伸ばして胸郭を開くことで、深い呼吸がしやすくなります。
手を膝におき、手のひらを上に向けて親指と人差し指を軽くつけます。そして、ゆっくりと鼻から息を吸います。骨盤の奥底まで届ける気持ちで、お腹に深く息を吸い込みましょう。
息を吐くときは顎と口元をゆるめて、吸ったときの倍の時間をかけるように、ゆっくりと息を吐ききります。この呼吸法は、陣痛のときにも役立ちます。
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