機能不全家族で育った大人の特徴とは。なぜ生きづらい?原因と向き合い方 (2/4)
機能不全家族で育った大人に見られる7つの特徴
ここからは、機能不全家族で育った人に共通して見られる特徴を7つご紹介します。もちろん環境だけが原因ではありませんが、複数当てはまる場合は、育った環境が影響している可能性があります。
「全部わたしのせい」――自分を責め続ける思考パターン
何か問題が起きると、まず自分を責めてしまう。「自分がダメだから」「自分が悪いから」と考えるクセがあり、自分を許すことが難しい。他人のミスは許せても、自分のミスは許せず、自己肯定感が極端に低い状態が続きます。
「嫌われたくない」――顔色を伺い、断れない自分
相手が今どう思っているか、不機嫌ではないか、自分に対してどう感じているかを常に気にしている。頼まれごとを断れず、本当は嫌でも相手を失望させたくない、嫌われたくないという恐怖から引き受けてしまう。
自分の限界を超えても、他人を優先してしまいます。
「いま何を感じているかわからない」――感情との断絶
自分が今何を感じているのかわからない。嬉しい、悲しい、怒っているといった感情を認識したり、表現したりすることに困難を感じる。
とくにネガティブな感情を出すことに強い抵抗があり、感情を切り離して生きることが習慣になっています。
「失敗したら終わり」――完璧でなければ価値がないという強迫観念
100点でなければ意味がないと感じ、少しのミスも許せない。失敗することで自分の価値が下がると感じ、新しいことに挑戦するのが怖い。
できないかもしれないなら、最初からやらない方がマシだと考え、チャレンジする勇気が持てません。
「近づきたいけど怖い」――親密さと距離の揺れ動き
人と深く関わることに恐怖を感じる。親しくなりそうになると、無意識に距離を取ってしまう。または逆に、過度に依存的になり、相手を束縛してしまう。
適度な距離感がわからず、人間関係が不安定になりやすい傾向があります。
「自分はどうしたい?」が答えられない――欲求の見失い
「あなたはどう思う?」「何が食べたい?」と聞かれても答えられない。自分が何を望んでいるのか、何が好きなのか、自分自身の意見や感情がぼんやりしている。
常に他人の期待に応えることを優先してきたため、自分の軸が見えなくなっています。
「わたしなんかが幸せになっていいの?」――受け取れない喜び
良いことが起きても「自分にはふさわしくない」と感じる。褒められても素直に受け取れず、「でも」「いや」と否定してしまう。幸せになることに、なぜか後ろめたさや罪悪感を感じ、喜びを味わうことができません。
これらの特徴は、あなたの性格や能力の問題ではありません。育った環境で身につけた「サバイバルスキル」――つまり、その環境で生き延びるために必要だった適応戦略といえます。
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