初心者が「渋谷deゴルフ」に行ってみた。スコア100切りをクリアするには? (1/2)
オトナのたしなみの一つと言われる「ゴルフ」。まったく経験のない人にとっては、かなり敷居が高く感じられるかもしれません。
「やってみたいと思うけど、何からどう始めたら良いか分からない……」。そんな人たちにおすすめなのが、JR渋谷駅から徒歩5分と抜群のアクセスで、仕事・学校帰りに気軽に通えると大人気のインドアゴルフスクール「渋谷deゴルフ」。
こちらでは、さらなるレベルアップを目指す中級〜上級者はもちろん、「未経験者もウェルカム!」ということで、今回は初心者向けの体験レッスンを受けてきました(初出:2017年11月)。
まずは基本の正しいフォームを身につける
「渋谷deゴルフ」は、生徒1〜3人に講師が一人つくセミプライベートレッスン制。今回は、笑顔がとても優しいインストラクターの中林孝さんが担当してくださいました。
ゴルフクラブやシューズ、グローブなど、必要な道具はすべて無料で貸し出してくれます。しかも、女性用はデザインが可愛くてカラフルなので、気分がウキウキしてきました。
ちなみに筆者のゴルフの経験は、十数年前に友達に連れられて行った打ちっ放し一度だけなのですが……。「初心者・経験者を問わず、ゴルフで一番大切なのが基本です。基本ができていなければ、コース上でのさまざまなシチュエーションに対応することもできません。当スクールでは、どなたも基本から入って、できていれば応用に進みます」という中林さんのお話で、気持ちがスーッと楽になりました。
まずは「クラブの握り方」から。使用するのは、クラブの種類の中でボールの飛距離がちょうど中間に当たる7番アイアン。今回習った握り方は、右手の小指と左手の人差し指を絡ませる「インターロッキンググリップ」です。両手の指の形からクラブを握る位置、どれくらいの強さで握るかなど、一つ一つかみ砕いて教えてくれます。
続いては「打席での構え方」。セットしたボールを中心に、左右に一足分ずつ足を開いて起立。上半身を足の付け根から35〜40度くらい前に傾け、両手をダラ〜っと垂らして合わさった位置でクラブを握ります。この時、グリップエンドから体までの距離は、拳二つ分くらいが理想だそう。
そして「クラブの振り方」。「体の正面に大きな時計の文字盤があると思ってください」と中林さん。つまり、ボールの置いてある位置を「6時」として、そこから前後30度が「5時」「7時」、60度が「4時」「8時」で、90度が「3時」「9時」となります。
「ゴルフのスイングは左右対称が基本ですので、打つ方向へ7時までクラブを振る時は、フォロースルーは5時。同様に8時までなら4時、9時なら3時という風に覚えてください」