ウェルネスフード
2023年1月24日
体を芯から温める「野菜と味噌バターのコク豊かな石狩鍋」の作り方|栄養士が教えるガッツリ飯レシピ
寒さで家にこもりがちになってしまう冬は、体を内側から温めてくれる鍋料理が恋しい季節。切って煮込んで、と簡単に調理できるのも嬉しいポイントですよね。
今回ご紹介する「石狩鍋」は、寒い冬にぴったりの体がポカポカに温まる鍋料理。
酒粕は使わず、味噌&バター風味で味付け。コーンと星型にんじんで見た目にもカラフルな鍋に仕上がっています。
濃厚味噌バターの石狩鍋風
材料(2〜3人分)
- 鮭…2切れ
- 木綿豆腐…1丁
- じゃがいも…大1個
- にんじん…1本
- しょうが…2片
- キャベツ…1/4個
- ネギ…1本
- 玉ねぎ…1個
- しいたけ…4枚
- コーン…80g
- 水…3カップ
- A【水…1カップ、酒・みりん…各大さじ3、醤油…小さじ1、味噌…80g】
- バター…40g
作り方
- すべての材料を食べやすい大きさに切る。にんじんは輪切りにして、大きい部分は星型に抜き取る
- 鍋に水とじゃがいも、にんじん(星以外の部分)、しょうが、玉ねぎを入れて一煮立ちさせ、約8分加熱する。加熱している間に【A】をよく混ぜて、味噌を溶かしておく
- 約8分煮たら、溶かした【A】の液を2/3量流し入れて、そのまま約5分煮込む
- 残りの材料と溶かした液を鍋に入れ、火が通ったらバターを加える
レシピの栄養的ポイント
鮭のアスタキサンチン・DHA・EPAに注目
鮭のアスタキサンチン・DHA・EPAは、脳内の刺激になってくれるので勉強やスポーツにも効果的。
味噌ベースのスープで腸内環境を整える
スープは、発酵食品である味噌がベースなので腸内環境をキレイに整えてくれますよ。
また、野菜を煮込むことで旨味&甘味がアップ。玉ねぎやネギ、しょうがなどは苦手な人もいますが、コクのある味噌&バター風味が独特の風味をカバーしてくれます。
[プロフィール]
田村つぼみ 料理家/栄養士
1985年生まれ。栃木県出身。短大を卒業後、料理教室にて講師を務める。その後、料理研究家・浜内千波師匠のもとでアシスタントとして修業。現在、料理家として、書籍や女性誌を中心に活動中。また、カフェなど飲食業態のメニュー開発、店舗立ち上げプロデュース、料理教室ほかを精力的に行っている
【HP】http://www.tsubomi-t-cooking.com/
<Text:アート・サプライ/Photo:玉井幹郎>