2018年4月27日

通気性に優れた”蒸れない”ランニングキャップ「Airpeak(エアピーク)」は、どのようにして生まれたか (2/2)

Airpeakによる熱中症対策で安全にスポーツを楽しむ

 いくらランニングキャップを着用しても、通常であれば頭部が熱くなり、熱中症などの危険性があります。Airpeakは“頭部を守りながら冷やす”というコンセプトのもと開発され、長時間のランニングでも頭部の温度上昇や蒸れを大きく抑えることが可能。そのため、熱中症対策として効果が期待できます。

「熱や暑さに左右されず、高いパフォーマンスを維持してトレーニングに取り組めます。ですから、トップアスリートにもぜひ活用してほしいですね。もちろん熱中症対策になりますので、健康意識の高い方々にも好評を得ています」

 また、カラーバリエーションも豊富に取り揃えられているのが特徴的。ピンクなど女性に好まれそうなものもあり、見た目にも配慮されています。最近ではランニングウェアなどもオシャレなものが増えているので、コーディネートしやすいのではないでしょうか。

「カラーは全部で8種類用意しました。現在はおもに男性から多くご購入いただいていますが、今後は女性にもぜひ広めていきたいと考えているんです。熱や暑さによる不快感、あるいは熱中症などの危険性は、性別を問うものではありませんから」

 また今年3月には、元プロ陸上選手の為末大さんが代表を務める「DEPORTARE PARTNERS」とパートナー契約を締結。トップアスリートとの連携強化を図っていくようです。

 ちなみに私も、実際に「Airpeak」を着用して走ってみました。いつも蒸れるのが嫌でキャップよりサンバイザーを愛用していたのですが、確かに一般的なキャップと比べて頭部は快適に感じます。また、キャップは風で飛んでしまうことが多いのですが、Airpeakは空気を通すため、強い風でもビクともしません。大人はもちろん、炎天下で部活動に取り組む学生などにとっても、メリットの大きい製品ではないでしょうか。

 これからの時期を快適に走りたい、運動したいという方。キャップ選びの選択肢として、「Airpeak」を検討してみてはいかがでしょうか。ランニングチームなどで、カラーを合わせるのもいいかもしれません。

[製品情報]
Airpeak(エアピーク)
・製造/販売元:ビルマテル株式会社(東京都中央区日本橋茅場町1-7-5 日経茅場町第2別館2階)
・公式サイト:http://airpeak.jp/

[筆者プロフィール]
三河賢文(みかわ・まさふみ)
“走る”フリーライターとして、スポーツ分野を中心とした取材・執筆・編集を実施。自身もマラソンやトライアスロン競技に取り組むほか、学生時代の競技経験を活かし、中学校の陸上部で技術指導も担う。またトレーニングサービス「WILD MOVE」を主宰し、子ども向けの運動教室、ランナー向けのパーソナルトレーニングなども行っている。3児の子持ち。ナレッジ・リンクス(株)代表。
【HP】http://www.run-writer.com

<Text & Photo:三河賢文>

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