シーン別サングラスの選び方!「調光レンズ」と「偏光レンズ」の違いやカラー効果を解説 (1/2)
太陽の下でアウトドアやスポーツを楽しむ場合、紫外線などから目を保護する目的で「サングラス」の装着が推奨されます。このサングラスには調光レンズと偏光レンズがあるほか、黒やグレー、イエローなどさまざまなカラーが存在します。レンズの特徴や各色の効果、おすすめシーンなどを押さえ、サングラス選びの参考にしてみてください。
調光レンズ、偏光レンズ……その違いは?
サングラスのレンズには、紫外線量によってレンズカラー濃度を変化させる「調光レンズ」と、光のまぶしさを抑える「偏光レンズ」があります。
・調光レンズ
紫外線量によって自動的にレンズカラー濃度が変化します。紫外線の多い屋外では眩しさを抑えるためレンズの色が濃くなり、紫外線の少ない屋内ではクリアな色に。1本でメガネとサングラスの両方の役割を果たすイメージです。
・偏光レンズ
レンズとレンズの間に偏光フィルターが存在し、濡れた路面、水面、窓ガラスなど乱反射する光を抑えます。視界がクリアになるので、車の運転などにオススメです。メーカーによっては、さらに紫外線対策に特化したレンズや、コントラストを高めるレンズなども販売しています。気になる方は各メーカーのホームページをのぞいてみましょう。
グレー系、ブラウン系、イエロー系……レンズ各色の特徴
店頭に並んでいるサングラスには、一般的なブラックの他にもさまざまなカラーが用意されています。好みの色で選ぶのもいいですが、使用するシーンに応じたカラーを選ぶことも重要です。ここでは、それぞれのレンズカラーの特徴をおさらいします。
・グレー系
光を均一にカットし、色調変化が少ないのが特徴。景色が自然に映るのでドライブなどにオススメ。オールラウンドに使用できます。
・ブラウン系
まぶしさを抑え、コントラストを高める効果が期待できます。より鮮明な視界を実現するため、自然の中で行うゴルフや釣りなどで効果を発揮するでしょう。
・グリーン系
自然な見え方のまま眩しさをカット。目の疲れを抑え、リラックス効果も。幅広い用途で活躍できます。
・ブルー系
黄色やオレンジ系の光を抑え、強い日差しや夜間における対向車のヘッドライトの眩しさをカット。目元に涼しさを演出する効果もあるので、夏にピッタリです。