2018年11月8日

東京の街ナカでカヌーにチャレンジしてきた!│グラチアの「やっぱりスポーツが好き。」#4(前編) (2/3)

陸上で方向転換やブレーキを学ぶ

 3人とも陸上での練習を難なくこなしたと思いきや、ここで意外にも経験者の紺野さんに注意が。

「パドルを上げすぎちゃってますね。昔やっていたのって競技カヌーですか? パドルを上げすぎちゃうと水しぶきが上がってかかるので気を付けてくださいね」(倉数さん)

 競技カヌーはスピードが全て。パドルを細かく、素早く動かすことが重要。当然、水しぶきなんて気にしていられないわけで……、「そっか、普通の漕ぎ方は違うんだ!」と紺野さんも納得。

 パドルの動かし方以外に、方向転換やブレーキの方法などを学んだ3人。10分ほどの講習が終わると「えっ、これだけでいいんですか!?」と、うささんも驚き!

「そうなんです、基本的なことはこれだけです。ただ頭でわかっていても、水の上で進んでいるとわからなくなるので、慣れたほうがいいんですよ(笑)」(倉数さん)

 つまり、習うより慣れよということ。「たしかにそうですよね! やってみなきゃわからないですもんね」と小島さんは意欲的。うささんも「動きは覚えたので、ちゃんと進めると思います」とやる気満々な様子です。

 しかし、慣れない2人が心配なのは落ちないかどうか……。「極端にバランス悪いわけじゃないんですけど、大丈夫ですか?」(小島)。

「基本的に川の流れも穏やかなので大丈夫ですよ(笑)。カヌーは自転車と一緒で、ある程度スピードが出てるからバランスが取りやすいんです。だからじーっとしてると、あんまり良くないです。特に乗り降りの時は注意してください」(倉数さん)

 カヌーは乗って動いてしまえば、安定します。これにはうささん、小島さんも驚き。「たしかに自転車と一緒だと言われるとわかりやすい!」(小島さん)と一安心。もしバランスが崩れてしまった場合は、焦ってパニックにならなければほとんど落ちることはないそうです。

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