バスケットボール婚活に参加してみた【スポーツで婚活! #2】 (2/2)
勝ち負けは関係ナシ!
試合相手とチームメイトの動きに圧倒されながらも必死で食らいつく筆者。初心者だからか、チームメイトが積極的にボールを回してくれます。「ゴール前で待ってて!」と言われ、指示通りゴール前で待っているとボールをパスされました。これは……シュートのチャンス!
運良くシュートを決めると、チームメイトがハイタッチしにきてくれました。試合はそのまま終了。「勝った!」と思い得点板を確認すると、なぜか0-0のまま。そう、誰も得点をカウントしていなかったのです。でも、スポーツ婚活で重要なのは勝ち負けではなく、いかに楽しんで参加者と交流できるかが重要なので、問題ナシ!
いい感じの相手を発見
ほかのチームが試合をしているときは休憩時間で、チームメイトと会話を楽しみます。パスの仕方がわからず、隣にいた男性・Cさんに相談すると、休憩時間にもかかわらず丁寧にパス練習を教えてくれました。Cさんは明るく爽やかで、会話も絶妙におもしろい。すっかり試合を楽しんでいた私ですが、参加した目的を思い出しました。
チームチェンジを重ねて合計6試合を終えたあとは、この日の暑い気温もあいまって、汗ダクダクのヘトヘト。もう家に帰りたいといった気持ちですが、この後はフリートークの時間です。
反省が生かされてひと安心
ひと息つき、自己紹介をした部屋に集合してフリートークタイムです。5分×3回で、同じ相手とのトークはNG。1回目、2回目はなんとなく近くにいた人たちと会話を楽しみました。「一緒にバスケットボールやスポーツを楽しむパートナーが欲しい」、「バスケットボール観戦を一緒にしたい」など、参加理由はさまざま。なかには「実家から出たいけどタイミングを逃しているから、いっそ結婚すれば家を出られると思って」という、バスケはまったく関係ない理由の人もいました。
最後のフリートークタイムは、優しくパスを教えてくれたCさんに接近。「お酒が好き!」という共通の話題がきっかけで会話が盛り上がり、いい感じの雰囲気に。「自己紹介のときの笑顔がよかった」とも言われ、前回の反省が活きたことに内心ガッツポーズをキメました。
なんとマッチングしてしまいました
最後のマッチングタイムになり、迷わずCさんの番号をカードに記入。しばらくして、結果が書かれたカードがスタッフさんから配られます。はたして今回はマッチングできるのか……!?
本人がいちばん驚いたのですが、なんとマッチングしてしまいました。ポカーンとしているうちに婚活パーティーが終了。Cさんがやってきて、「今度飲みに行きましょう」と話しつつ連絡先を交換しました。
マッチングしてしまったので連載終了? かと思いきや、そうはいきません。飲みに行く約束も果たさないまま、Cさんとは連絡が途絶えてしまいました。鉄は熱いうちに打てと言いますがその通りで、当日飲みにいったり、多少会話を重ねておかないと話すネタがなくなり、メールの頻度も徐々に減少。結果、F.O.してしまうのでした。
初めてつかんだチャンスを逃してしまい、またフリダシに戻った私。運命の爽やかスポーツマンに出会うまで、まだまだスポーツ婚活の旅は終わりません。
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■取材協力:ゼクシィ縁結びPARTY(共同開催:ベストパートナー)
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<Text & Illustration:momo+アート・サプライ>