【旅ラン】「2021久米島マラソンオンライン」走ってきた!究極に癒される“島時間”ランニングでした (3/3)
ラスト5km!
25kmを過ぎ、ラスト5km。久米島町内を走り過ぎ、残り2kmほどで見えた看板。あぁー車エビが食べたい! オリオンビールで一杯やりたい! と、喉越しビールを想像しながら走り続けると、またまた“ご褒美”の光景が。
「日本の渚百選」にも選ばれた、久米島を代表するイーフビーチの風景が心を癒し、穏やかな波が身体のほてりを冷ましてくれました。
車エビが食べたい! と想像していると、“ご褒美”の光景が待っていました。
さあ、ゴールへ!
無事にゴール! ゴールゲートをくぐり島内一周ランを振り返ると……待てよ! そういえば、ランナーに一人も出会っていないかも。
ところどころで、並走する車の窓から「がんばって!」の声掛けや、商店の店員さんから「上り下りはもう少し!」と激励の言葉を掛けられたせいでしょうか。単独ファンランで島内一周を続けていたことをすっかり忘れていました。
マスク持参で走りましたが、すれ違う人はほとんどおらず、終始すばらしい久米島の景色に見とれていたためでしょうか、スピードを上げて呼吸を荒くすることもなく完走することができました。
スタート地点である仲里野球場に戻って、無事にゴール!
今回参加した「2021久米島オンラインマラソン」実走の部は、久米島島内に設置された距離看板やQRコード読み取りなどを駆使し、リアルなマラソンイベントに近くした点と、大会期間中であればいつスタートしてもいいオンラインマラソンならではのよい点を集結させた大会でした。
実走後は、宿泊先のコンドミニアムから見えるサンセットにも癒されました。
給水や給食のタイミングは自身で計るため、いつも以上にこまめな水分補給や給食を心掛け、気分が悪いときには直ちに中断する勇気を持つ。この点を意識すれば、ゆっくり時間が流れる“島時間”を体感しながら、大満足のマラソンイベントになるはずです。
久米島マラソン大会事務局の皆さま、よりリアルに近づけた実走イベントを実施していただき、本当にありがとうございました。早くも、来年の久米島マラソン開催が待ち遠しいです。来年、リアルな久米島マラソンを“旅ラン”しに、足を運びたいと思います。
2022年のリアル大会開催に向けて準備を続ける久米島へ「めんそーれ(ようこそ)」!
完走後は、久米島を代表するイーフビーチにドボン! 癒し楽しの“旅ラン”でした。
[プロフィール]
内田英利(うちだ・ひでとし)
1971年生まれ。茨城県出身。日本大学卒業後、立命館大学に進学。立命館大学在学中に運動生理学などを学び、その後、米国の栄養学修士課程を経る。現在は、女性や高齢者向けの生活習慣病予防プログラムの開発、フィットネストレーナーの育成、生涯フィットネスに関する講演や運動指導などを行う。日本成人病予防協会認定講師。全米エクササイズ&スポーツトレーナーズ協会(NESTA)認定講師、アメリカン・ホリスティック・カレッジ・オブ・ニュートリション (AHCN)栄養学修士、健康管理士一般指導員、健康運動指導士、京都造形芸術大学非常勤講師。大相撲の元貴乃花親方との共同開発プログラム「シコアサイズ」を販売。株式会社フィットネス・ゼロ代表取締役。シェアスタジオ「コア・フォレスト」、フィットネス・ゼロ公式オンラインレッスン運営責任者。フルマラソン歴20年。ベストタイムは2時間45分01秒。
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<Text & Photo:内田英利>