冬太りの原因と、いますぐ始めたい冬太りリセット法
忘年会、新年会、お正月など、年末年始は楽しいイベントが目白押しで体重増加に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は「冬太りの原因といますぐ始めたい冬太りリセット法」について、豆菓子やナッツ類などを製造・販売する株式会社ミツヤの健康リズムカウンセラー・神田優さんに教えてもらいましょう。
冬に太る理由は大きく分けて3つ
冬太りをリセットする方法を紹介する前に、まずは冬太りの理由について考えていきましょう。
神田さんによれば、原因のひとつ目は「食べすぎによるむくみ」です。塩分の多い食事によるからだのむくみ、そして連日のイベントによる睡眠不足で食欲が高まり、体に脂肪を貯め込みやすくなります。
2つ目として「運動量の低下」も挙げられます。寒い時期は外出の機会も減り、身体を動かすことが億劫になるもの。運動量が減ると消費されるカロリーも減るので、食べる量が変わらなくても体重増加につながるというわけです。
最後に、寒さも冬太りの原因のひとつです。寒いと体が冷えて、血流やリンパの流れが悪くなり、内臓機能も低下するそう。これにより、消化活動がうまくいかず、食べ物が脂肪に代わって冬太りにつながります。
冬太りリセット、5つのポイント
では、冬太りの原因が分かったところで、その“リセット”のポイントを神田さんに聞いていきましょう。神田さんによれば、ポイントは5つ。
バランスのよい食事をとる
1つ目は、1日3回、バランスのよい食事をとること。
ダイエットをしようと朝食を抜くのはNGだそうです。朝食を食べることで、眠っている間に低下した体温を上げることで自律神経のスイッチが切り替わり、エネルギーを燃焼しやすくなります。
良質な睡眠をとる
次に、生活リズムを整えて、良質な睡眠をとること。
生活リズムが 崩れると、食欲や代謝に関わるホルモンの分泌バランスに影響を及ぼしますため、起きた後はカーテンを開けて、朝日を浴びるようにしましょう。
身体を温める
3つ目は身体を温めること。体を温めることで代謝が高まり、内臓の動きが活発化します。
具体的には、白湯を飲んだり、毎日ゆっくり湯船に浸かったりするのもおすすめだそうです。
間食は大豆やナッツをとる
4つ目は、間食したいときは大豆やナッツをとること。
空腹を我慢しすぎるとストレスの原因にもなり、ダイエットは長続きしないもの。もし間食をとる場合は、太りにくいナッツや大豆製品にすることで、満足感を得ることもできます。
こまめに動く
最後に、こまめに動くことも重要です。
運動をしないといけないと思うと、なかなか重い腰があがらないもの。神田さんは、日々の生活の中で、少しずつ変化を付ける方法をおすすめしています。
<Text:辻村>