2019年11月29日

とうとう山手線内で筋トレできるように。JR東日本が電車専用トレーニングアプリを公開

 忙しい現代人。カラダ作りをする方にとってスキマ時間の有効活用はとても重要です。特に通勤通学は毎日のことなので、その時間はぜひ活用したいものです。そんな方におすすめのアプリを、JR東日本およびJR東日本スポーツが発表したのでご紹介します。

電車内でもトレーニング!

 このほど両社が実験導入を発表したのは、電車専用トレーニングアプリ「‘TRAIN’ing」。使い方は非常にシンプル。ユーザーは同アプリをApp storeからダウンロードし、山手線ホーム上で起動します。電車の乗車前に「乗車駅、降車駅、トレーニングカテゴリー」を選択。すると、電車内に設置されたビーコンと連動してユーザーの乗車を判定。乗車後に、車両内のポジションとして、座席、つり革、手すりを選択すると、車内の混雑状況に合わせた最適なパーソナルトレーニングプログラムが音声で配信されるというわけてす。

 プログラムは、JR東日本スポーツが運営するフィットネスジム「JEXER(ジェクサー)」監修のもと開発されており、筋力トレーニング、ストレッチ、マインドフルネスなど、心身ともに効果を与える80を超える本格的なプログラムが用意されています。区間ごとでトレーニングを変えてくれるので、ユーザーとしては飽きずに取り組めるのもポイントです。

 降車駅に到着すると、トレーニングは終了。トレーニング実績は、グラフやバッジなどで確認できるので、やりがいもあるというわけです。まずは山手線にて試験導入とのことですが、こうした取り組みが全国に広がると毎日の通勤通学も楽しくなりそうですね。

<電車専用トレーニングアプリ‘TRAIN’ing>

・実施期間 2019年11月26日(火)~ 2020年3月12日(木)
※ダウンロード期間:2019年12月26日まで
※アプリ起動から77日間利用可能
※iPhone 版のみ公開(iOS11.0 以上で利用可能)
・実施個所 山手線の電車内(新型車両 E235 系)
・対応言語 日本語、英語
・公式サイト https://train-ing.tokyo/

<Text:辻村>