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新型コロナ軽症者の病床施設に「日本財団パラアリーナ」を提供。入院不要の患者向けに4月末から

 日本財団パラリンピックサポートセンターは4月3日(金)、「日本財団パラアリーナ」を新型コロナウイルス感染拡大に備えた病床確保のために提供すると発表しました。

止まらない新型コロナウイルス感染拡大

 都内の新型コロナウイルス感染者数は拡大の一途をたどっており、5日(日)には新たに143人と最多感染者数を更新しました。

 こうした感染者数の拡大が招いているのは、病床数の不足。軽症者や快方に向かっている患者も安易に退院や外出が出来ないため、医療崩壊も懸念されています。

入院の必要がない感染者に向けて病床を整備

 こうした中、公益財団法人日本財団は「新型コロナウイルス禍で緊急対策」として、軽症患者向けベッド計1万床を目標に整備を行うと発表。パラリンピックサポートセンターによる日本財団パラアリーナ提供もその一環です。

 ちなみに、同施設はパラアスリートの練習環境整備を目的に、パラスポーツ専用体育館として建設されたもの。2018年より運営が開始され、これまで稼働日率ほぼ100%で活用されてきました。

 パラアスリートにとって貴重な練習場所を提供するという点において、相当な覚悟も必要だったはず。日本財団パラリンピックサポートセンターの山脇康会長は今回の決定について「世界各地ですでに起こっていることは、スポーツの域を遙かに超えた人類の危機であり、新型コロナ感染拡大を阻止し、人々の命を守ることにあらゆる手をつくすことが最優先であると思います」と説明。

 「アスリートの皆様、関係者の皆様、またパラリンピック、パラスポーツを応援いただいているファンの皆様と共に、この困難な時期を乗り越え、健康で安心安全な社会を取り戻すことに全力で取り組んでまいります」と意気込みを語っています。

 なお、同施設は4月末より順次提供をスタート。同施設に入る対象者は「検査で陽性が判明したものの、医師の診察で入院の必要がないと診断された人」とされています。

<Text:辻村>

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