2020年4月17日
アシックス、環境負荷の少ない新技術を用いたスポーツシューズ「MICROFLUX」発表
温暖化や環境汚染などが取り沙汰される昨今。自身の活動による環境負荷の在り方などを、積極的に考えている方も多いのではないでしょうか。ASICS(アシックス)は4月17日(金)、環境負荷の少ないミッドソール成形技術を用いたスポーツシューズ「MICROFLUX」(マイクロフラックス)を発表。デザイン的にも優れており、地球にも優しいということで、要チェックです。
ミッドソール生成にかかるエネルギーを50%削減
発表された「MICROFLUX」は、同社初のシューズ生産方法「マイクロウェーブ成型技術」を用いて製作された商品です。
「マイクロウェーブ成型技術」は甲被と靴底の間の中間クッション材、いわゆる「ミッドソール」をすばやく成型する技術で、同技術を用いることにより、わずか30秒でミッドソールを成型することが可能。しかも、同社標準技術を用いて生成した場合と比較して、約50%のエネルギー消費量削減を実現しています。
昨今、持続可能な開発=サステナビリティが注目されており、個々人のコツコツとした小さな努力が将来の地球を救います。もちろん、スポーツシューズとしての性能にも注力されており、アッパーには通気性のよい大きな穴が配置。靴ひもの通し孔まわりには補強パーツを埋め込むことでフィット感を高め、快適な履き心地が実現されています。
カラーは、メンズがパティ×ブラック、シートロック×シートロック、ポーラーシェイド×ポーラーシェイド、レディースがブラック×コージーピンク、ホワイト×エレクトリックブルー、ウォーターシェッドローズ×ウォーターシェッドローズの各3色。4月24日(金)発売で、価格は税別13,000円となっています。
<Text:辻村>