2020年9月17日

新モデル「GoPro HERO9 Black」登場。前面モニタ搭載で自撮りも手軽に、5K撮影可能

 アクティビティシーンでもブレのないスムーズな撮影ができることで人気のGoProシリーズ。このほど、その最新作となる「GoPro HERO9 Black」が発表されました。

 前面モニタが搭載されたほか、5K撮影も可能になるなど、前作からの進化は一目瞭然。さっそく、見ていきましょう。

ついに大幅刷新!待望の「GoPro HERO9 Black」登場

 GoProシリーズではこれまで、レンズのない側に背面モニタが設置されており、被写体撮影向きが主の作りとなっていましたが、今回は前面モニタを搭載したことで、自撮りも容易に。さらに、新型のイメージセンサーが採用されたことで、5Kビデオの撮影が可能となったほか、2000万画素の静止画撮影もできるようになっています。

 さらに、タッチズーム機能が搭載されたので、直感的なズームにも対応。自慢の手ブレ補正機能「HyperSmooth」もバージョン“3.0”に進化を遂げており、激しいアクションシーンでもより水平がキープできるようになりました。

 ほか、今作は新製品「Max レンズモジュラー」(10月発売予定)も登場。同モジュラーを装着すると、GoPro HERO9 Blackで、「Max HyperSmooth」機能が使用可能となり、より強力なビデオスタビライゼーションと、歪みの少ない超広角撮影が利用可能となります。その補正能力は凄まじく、カメラを360度回転させても水平をキープすることができるとのこと。

 なお、GoPro HERO9 Black対応モジュラーには、Max レンズモジュラー以外にも、取り外し可能なスポンジ状のウィンドスクリーンが付いたメディアモジュラー 、ディスプレイモジュラー、ライトモジュラーが展開されており、必要に応じて付け替えることで、より精細なクリエイションを残すことができます。

 GoPro HERO9 Blackは、17日(木)発売。価格は54,000円ですが、1年間「GoPro サブスクリプション」に登録すると、43,000円で購入可能です。

【「HERO9 Black」の機能】
• 新型イメージセンサー
• ビデオ: 5K30、4K60、2.7K120、1440p120、1080p240 など
• 写真: 20 MP
• ライブプレビューとステータスモードに対応した新しい 1.4 インチフロントカラーディスプレイ
• タッチズーム機能を搭載し 2.27 インチにサイズアップしたリアタッチディスプレイ
• HERO8 Black より最大 30% アップしたバッテリー駆動時間 + 低温環境下での性能アップ
• 取り外し可能な充電式バッテリー
• HyperSmooth 3.0 (ハイパースムーズ 3.0) + カメラ内ホライゾンレベリング (水平維持)
• 「リアルスピード」と「ハーフスピード」機能を搭載した TimeWarp 3.0 (タイムワープ 3.0)
• 1080p ライブストリーミング
• 1080p ウェブカメラモード
• パワーツール: HindSight (ハインドサイト)、LiveBurst (ライブバースト)、スケジュールキャプチャー、デュレ
ーションキャプチャー
• SuperPhoto (スーパーフォト) + HDR ナイトラプスビデオ
• RAW 写真
• デジタルレンズ
• 14 種類のコマンドに対応したボイスコントロール (11 の言語と 6 地域のアクセントをサポート)
• 3 つの進化したウィンドノイズ低減マイク
• ステレオ + RAW オーディオ
• サイズアップしたスピーカーによりオーディオの再生機能が向上
• 取り外し可能なレンズカバー
• ビルトインマウントフィンガー
• 優れた耐久性 + 水深 10m までの防水性能
• HERO9 Black 用の Max レンズモジュラー、ライトモジュラー、ディスプレイモジュラー、メディアモジュラーに
対応

<Text:辻村>