2020年11月27日

世界最軽量クラスのGPSスポーツウォッチ登場。重さ29g、最大20日間連続稼働、トラックランモード搭載

 スポーツテック製品を開発するCOROS Wearable Inc.が、GPS機能つきスポーツウォッチ 「COROS(カロス) PACE 2」を、Makuakeで26日に公開しました。現在、支援を受付中となっています。

驚くほどの軽さを実現したスポーツウォッチ

 日本ではあまり聞きなじみのない「COROS」ブランドですが、本国アメリカでは、一流アスリートも認める高性能スポーツウォッチの開発を手がけており、欧米諸国のユーザー数は累計6万人超えという人気ぶり。

 このほど発表されたスポーツウォッチ「PACE 2」は、同社が4年もの歳月をかけて開発したスポーツウォッチ「PACE」をパワーアップさせた最新モデルです。初代モデルをベースに、ユーザーが求める「軽さ」「長時間稼働」「より高精度のデータ記録と分析」を中心に改良が加えられています。

 まず、その重さはわずか29g(ナイロンバンド装着時)。バッテリー駆動時間が心配になりますが、その点も問題なし。

 「PACE 2」は、ソフトウェアとハードウェアの効率化によって、通常使用なら最大20日間、GPSモードなら最大30時間の連続稼働が可能となっています。フルマラソンだけでなく24時間のウルトラマラソンまでカバーできるので、バッテリー切れの心配なく、あらゆる競技を楽しむことが可能です。

 また、3大衛星システム(GPS、GLONASS、QZSS)を採用することで、広範囲かつ高精度の位置情報が取得可能。また、独自のGPSアンテナ最適化技術によって本体のサイズダウンと同時に、受信スピードアップにも成功しています。

 そして、珍しいトラックランモードを搭載。スマートウォッチで計測しにくいラップタイムも、誤差を最小限に抑えています。ちなみに、400メートルトラックでの距離誤差はわずか数メートル、タイム誤差はストップウォッチ計測とほぼ同じとのこと。

 なお、ワークアウトは前述したランニング(トラック・屋外・屋内)に加えて、バイク、水泳、有酸素運動、トライアスロン、筋トレに対応。すでに出資受付1日でプロジェクトは成功に至っており、本稿執筆時点では本体とバンド2本で早割として22900円から購入可能です。Makuakeでのプロジェクトは、2021年1月25日(月)18時まで実施されます。

<Text:辻村>