スポーツブランドのアイテムを身につける人は全体の7割弱。アディダス、ナイキが人気
リサーチ会社のマイボイスコム株式会社は7日(木)、スポーツブランドに関するインターネット大規模調査の結果を公表しました。前回実施の2017年と比較して、スポーツブランドの商品を購入する頻度が上昇しているほか、購入場所にも変化が見られます。
スポーツブランドのアイテムを身につける場面「日常のファッション」が最多
今回の調査は、2020年12月1日~5日に実施。合計10214件の回答が集まっています。調査の結果、まず、スポーツブランドのアイテムを身につける人は全体の7割弱。よく身につけるスポーツブランド(複数回答)では、「アディダス」が34.3%、「ナイキ」が30.8%などとなっています。
また、スポーツブランドのアイテムを身に着ける人は、「シューズ、スニーカー、ブーツ」を身につける人が63.9%ともっとも多く、「Tシャツ」「ジャージ、スウエット」「スポーツ用ウエア」が各30%台(複数回答)。年代別では、男性60・70代が「ポロシャツ」「帽子、キャップ」、男性10・20代が「アンダーウエア」が高い結果に。「シューズ、スニーカー、ブーツ」は、女性30・40代で高い傾向となっています。
そして、スポーツブランドのアイテムを身に着ける場面(複数回答)は、「日常のファッション」「スポーツ・運動をする時」が各5割弱などとなっています。スポーツブランドのアイテムが私たちの生活の一部になっていることがよく分かる結果ですね。
スポーツブランドのアイテムを購入する頻度は増加傾向
次に、スポーツブランドのアイテムを購入頻度は、「半年に1回程度」「1年に1回程度」「それ以下」がボリュームゾーン。半年に1回以上購入する人は約30%で、前回2017年実施時の25%と比較すると微増傾向にあります。
ほか、スポーツブランドのアイテムを購入する場所(複数回答)は、「ショッピングセンター・モール、アウトレットモール」が購入者の46.3%で最多。「スポーツ用品店、アウトドアショップ」が39.4%となっています。なお、「インターネットショッピング」は34.4%で、2017年調査(26.8%)より増加しています。
<Text:辻村>