2018年6月22日

理系男子、夜道を走る。初心者のためのラントレ│あなたのトライアスロン“初挑戦”を応援します! #1 (2/2)

“走る姿勢”が何より大事。正しいフォームでスピードアップ

 すっかり体も温まったところで、フォームのチェック。膝が沈み込んでいないか、軸がぶれていないかの確認を何度も繰り返します。足の動きに慣れてきたら、今度は腕ふりも加え、体重をどこにかければ走りやすくなるのか、正しいフォームを体に覚えこませます。バランスのとれたフォームが身につけば、勝手にスピードも上がっていくのだとか。

▲できるだけ前傾姿勢で足が自然と前に出てくるようにするのが理想的

▲足の動かし方について説明をする山本コーチの話を熱心に聞く岩渕さん

 岩渕さんは少し腕を上に抱え込みがちなので、骨盤に触れるような意識でスイングすると良い、と山本コーチからアドバイス。なるほどわかりやすい……。見てわかるほどフォームが変化しました。

▲スピードの上がりすぎた岩渕さん、何度か夜に紛れて見えなくなります……

 いよいよランニング開始。ふだんからランニングを習慣にしているという岩渕さん。山本コーチと並んで軽快なペースで走っていきます。2人ともとっても楽しそう♪

▲グングンスピードを上げて走っています

 使った筋肉の疲労を取るために、腕、足、と順番にクールダウンのストレッチをこなし、第1回目のトレーニングは終了。「いい感じに走れていたよ〜」と山本コーチのお墨付きをいただきました。滑り出し、好調です!

▲「気持ちよかったです!」と笑顔の岩渕さん。どうやら余裕そう?

 パーソナルコーチについてもらってトレーニングをしたのは初めてだったという岩渕さん。ランニングトレーニングを終えた率直な感想は、「びっくりするほど走りやすくなった」とのこと。「今までいかに無駄な力を使っていたのかがよくわかりました。体の左右のバランスやリズムの取り方は、こうして教えてもらわなければ分からなかった」と自身の変化を語ってくれました。「教えてもらったストレッチとトレーニングはどんどん自主練で取り入れていきます!」これは期待が高まりますね!

▲肌の色の違い! 今後岩渕さんの肌がどんな色に変化していくかも気になるところです

 次回は若干不安だというスイムトレーニング! しかもトライアスロン用、海でのトレーニングです。岩渕さんの初挑戦から目が離せません。

《関連サイト》
・アスロニア
http://athlonia.com/
・第9回館山わかしおトライアスロン大会
http://tate-tra.com/

<Text&Edit:山下茜、丸山美紀(アート・サプライ)>

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