トランポリンを毎日続けると痩せる?トランポリンダイエットで期待できる変化とは
「トランポリンを毎日続けたら痩せる?」「トランポリンダイエットは本当に効果があるの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
トランポリン運動は、自宅でも手軽にできる有酸素運動のひとつ。ジャンプを繰り返すことで全身を使うため、脂肪燃焼や運動不足解消、下半身の筋力維持などの効果が期待されています。
また、リハビリやダイエット、使い方によって筋力強化にもつながるとして人気が高まっています。
トランポリンを毎日続けた場合に期待できる変化や、ダイエット効果を高めるコツ、そして飛び方までトレーナーの和田拓巳さんが解説してくれました。
トランポリンエクササイズで期待できる効果
全身の筋肉を刺激する
トランポリン上での動作は不安定です。そのため、動作に必要なお尻や太ももだけでなく、姿勢を安定させるための体幹部や関節まわりの小さな筋肉群、高く跳ぶのに必要な上半身の筋肉など、一度にカラダ全体の筋肉を刺激することができます。
また、地上のエクササイズとは違った刺激をカラダに与えることが可能です。
有酸素運動による脂肪燃焼効果
トランポリンは、ジョギングなどと同じように有酸素運動を行うことができるアイテムです。しかも屋外に出ず、場所が広くなくてもできるなど、ジョギングにはないメリットもあります。
なお、トランポリンの運動強度はウォーキングと同じ程度とされていますが、跳び方を変えることでハードな運動にもなり、消費カロリーをウォーキングよりも増やすことも可能です。
心肺機能の向上
ハードなエクササイズを行うことで、心肺機能を高める効果があります。
短時間で高強度のエクササイズを繰り返すインターバルトレーニングであれば、アスリートでもトランポリンを効果的に活用できるでしょう。
ケガ後のリハビリにも有効
地面から衝撃を受けることなく動けるトランポリンは、関節への負担が少なく、子どもから高齢者まで取り組むことができます。ケガ後のリハビリにも最適です。
また、不安定性から関節を安定させる筋肉群を刺激し、関節に負担をかけずに心肺機能の向上を図ることができるので、リハビリ用のツールとしてプロのスポーツ現場でも活用されています。
子どもの運動能力向上
カラダの使い方やリズム感、バランス感覚など、トランポリンには子どもの運動能力を向上させるための要素がたくさん含まれています。
幼児から使えて楽しみながら運動できるので、遊び感覚で使っているうちに運動能力も向上できるでしょう。
トランポリンエクササイズのメニュー
マンションやアパートなどでは下階に騒音を与えないよう、必ずトレーニングマットやヨガマットを敷いて行いましょう。騒音や床の傷を予防することもできます。

両足ジャンプ
両足で小さく飛び跳ねる、基本的なトランポリンの跳び方です。

高く跳ぶよりリズムよく
ポイントは高く跳ぼうとせず、リズムよく跳ぶこと。リズムをとるために、上半身を使って跳ぶように意識してみましょう。
高く跳ぶとキツさが上がる
ちなみに1回を高く跳ぶよう意識して行うと、筋肉への刺激量も増えるでしょう。そのときも上半身を使うのがポイントです。
肘を曲げ、肩甲骨を大きく動かすように肩を後ろへ回しましょう。肘が肩より高い位置にくるように肩を回すと、上半身の力をうまく使うことができます。
ウォーキング
跳ぶだけでなく、ウォーキングするように足踏みをするだけでも効果があります。

運動強度はジャンプより低くなりますが、交互に脚を動かすのでバランスが悪くなり、刺激が変わってくるでしょう。
ケガ後のリハビリなどは、このウォーキングから始めることをおすすめします。まずは小さな動作から始め、慣れてきた膝を高く上げるなど、動作を大きくしていきましょう。
足幅を広げて行う
足幅を広げて行うと強度が高まります。動作中のバランスが悪くなることで、太ももの内側にある内転筋群や、バランスをとるためのお尻の筋肉が刺激されるはずです。
足幅を開閉しながら行う
足幅を閉じたり開いたりしながらウォーキングです。足を閉じたところから始め、「右足開いて・左足開いて・右足閉じて・左足閉じて」とウォーキング動作を行います。
その場で行うウォーキングと異なり、重心の移動が必要となるため難しくなるでしょう。
片足で跳ぶ

片足でのジャンプ動作で行う跳び方です。「右・右・左・左」と、2回ずつ交互に足を変えて跳びましょう。慣れてきたら2回ずつではなく、3回・4回と連続して片足で跳ぶ回数を増やすと強度が高まります。
両足で行うジャンプに比べ、お尻や体幹部にかかる刺激は大きく、強度が高まります。片足でバランスをとることは難しいので、バランスがとれるようになってから行ってください。
ジャンプ動作も最初は低く、慣れてきたら高く跳ぶように意識するとよいでしょう。
ダッシュ
足踏みのスピードを意識した跳び方です。できるだけ速く足踏みするように、脚を交互に動かしましょう。動作の速さを意識することで、心肺機能向上に効果的です。
跳ぶときはできるだけカラダの上下動を抑え、頭の位置を変えずに脚を動かしてください。速い動作はバランスを崩しやすくなるので、転倒に注意しましょう。
タックジャンプ
高くジャンプし、膝を抱え込むように膝を高く持ち上げる跳び方です。できるだけ高く跳ぶ必要があり、非常に強度が高いので連続して跳び続けるのはかなりハードです。
他の跳び方と交えながら、インターバルトレーニングとしてメニューに組み込むとよいでしょう。
トランポリンエクササイズの効果を高めるポイント
動作をひとつずつ意識して跳ぶ
筋肉を刺激するためには、1回ごとのジャンプを高く跳ぶように意識する、下っ腹に力を入れて跳ぶ、肩甲骨や肩を大きく回して跳ぶなど、ひとつの動作を意識しながら行ってみてください。
1回あたりどれくらいの時間やればいい?
トランポリンエクササイズは有酸素運動です。有酸素運動で脂肪燃焼させるには、20分以上の運動の継続が必要であると言われていましたが、今は細切れでも問題ないとされています。
運動を始めて血液中の脂肪が少なくなってくると、体脂肪と呼ばれる皮下脂肪や内臓脂肪が分解されて血中に放出されます。この体脂肪の分解は20分くらいから早まると言われていますが、それ以下の時間でも脂肪燃焼に効果は期待できます。
5~10分でも、毎日続けることがポイントのようです。
プロフィール
和田拓巳(わだ・たくみ)
プロスポーツトレーナー歴22年。プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当。治療院や競技チーム帯同で得たケガの知識を活かし、リハビリ指導も行う。医療系・スポーツ系専門学校での講師や、健康・スポーツ・トレーニングに関する講演会・講習会の講師を務めること多数。テレビや雑誌においても出演・トレーニング監修を行う。現在、様々なメディアで執筆や商品監修を行い、健康・フィットネスに関する情報を発信中。
2021年 著書「見るだけ筋トレ」(青春出版社)発刊。
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<Text:和田拓巳>











