NIKE、ランニングシューズ新モデル「ナイキ リアクト インフィニティ ラン」を2020年1月に発売へ
ケガをしないで、より速く走れたら......ランナーの誰もが抱く想いを、ナイキ(NIKE)が具現化してくれるかもしれません。
「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%」の進化系とも呼べるシューズ「ナイキ リアクト インフィニティ ラン(Nike React Infinity Run)」を、2020年1月30日(木)に発売すると発表しました。
従来シューズと比較して怪我の発生率が52%減少
同社では、現代の"厚底"ランニングシューズの代表格といえる「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%」を発売。同シューズは、画期的なクッション性とエネルギー リターンが得られることなどから着用選手が次々レースで好結果を出し、ランナーからの信頼を集めてきました。
今回発表された「ナイキ リアクト インフィニティ ラン」は、こうした運動力学的効率とクッション性という2つのテクノロジーの良さを微妙なバランスで両立。従来のモーション コントロール シューズよりもさらに進化させたデザインが採用されており、誰にでも履きこなせる安定性が追求された仕上がりになっているといいます。
形状の進化によって、着地から爪先で蹴り出すまでのスムーズな足運びが可能となったほか、ランナーに自然な推進力を与えることに成功。結果、従来型シューズを使った場合よりも怪我の発生率が52%も減少し、膝や足の痛みが少なくなったことを実証したそうです。
ちなみに、従来型シューズとして検証に用いられた「ナイキ エア ズーム ストラクチャー 22」で走ったランナーは、実験期間中に全体の30.3%が3日以上走れない状態を経験したものの、「ナイキ リアクト インフィニティ ラン」で走ったランナーは、14.5%のみだったといいますから、その差には驚きです。
「ナイキ リアクト インフィニティ ラン 」のテーマは、ケガの防止☝️
— MELOS -メロス- 編集部【公式】 (@melos_mag) November 13, 2019
実際に履いて走ってみて……。
先代の「ナイキ エピック リアクト」より重くなったものの、クッション性が高く、安定感が増した印象でした。
特に下り坂を走ったときの安定感が良かったです。#nike #ランニング #マラソン pic.twitter.com/IjRLMAbJn7
ランナーとしては、できれば痛みなく健康に走り続けたいもの。多くのランナーにとって注目の的になりそうな「ナイキ リアクト インフィニティ ラン」、価格は16,000円(税別)。2020年1月30日(木)からNIKEアプリ、NIKE.COM、及び一部のNIKE販売店で発売予定となっています。
<Text:辻村、編集部/Photo:編集部>