アシックスがトップアスリート向けランニングシューズ「METASPEED(メタスピード)」シリーズを発売
アシックスは、トップアスリート向けランニングシューズ「METASPEED(メタスピード)」シリーズを31日(水)から同社オンラインストアにて先行発売、4月9日(金)から順次発売すると発表しました。
ストライド型、ピッチ型の走法に応じて設計
「METASPEED」シリーズはランナーの走法の違いに着目した新商品で、ストライド型のランナーに対応した「METASPEED Sky(メタスピードスカイ)」、ピッチ型のランナーに対応した「METASPEED Edge(メタスピードエッジ)」の2種類が展開。
「METASPEED Sky」は、ストライド型のランナーがストライドをより伸ばし、少ない歩数でゴールできることを追求した構造設計を採用。同社の軽量フォーム材の中で、もっとも優れた反発性を発揮するFF BLAST TURBOが厚めに配置されており、かかと部から前部にかけて5ミリの傾斜差をつけることで、反発性をできる限り高めています。
また、ミッドソール内のかかと部から前部にかけて、軽量のカーボンプレートを搭載。さらに、靴底前部に厚みを持たせたカーブ形状に設計することでストライドを大きく伸ばせるように設計されています。
ミッドソール形状は、横に張り出すような立体設計。これにより、厚みのあるシューズにありがちなぐらつきやブレを抑制。安定感のある接地感覚を実現しています。
靴底の底面には、さまざまな路面コンディションでも高いグリップ力を発揮する「ASICS GRIP(アシックスグリップ)」を採用。アッパーには、100%リサイクルポリエステルを使用したエンジニアードメッシュが使用されており、通気性も配慮されています。
一方、「METASPEED Edge」は、ピッチ型のランナーがピッチを調節しながらストライドを伸ばし、少ない歩数でゴールできることを追求した構造設計。FF BLAST TURBOの厚みは「METASPEED Sky」と比較して抑えられており、かかと部から前部にかけて8ミリの傾斜差をつけることで、反発性を高めつつ、ピッチをコントロールしやすくなっています。
また、こちらもミッドソール内のかかと部から前部にかけて軽量のカーボンプレートを搭載。靴底前部のカーブをゆるやかで流れるように設計することで、ストライドを伸ばしながらピッチもスムーズに上げられるようになっています。
靴底の底面には「ASICS GRIP」が採用。アッパーはエンジニアードメッシュで、通気性とサポート性が両立されています。
いずれも、価格は27500円。31日(水)から同社オンラインストアにて先行発売し、4月9日(金)から一部の同社直営店、全国のスポーツ用品店で順次発売されます。
<Text:辻村>