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デンマーク皇太子ご夫妻も参加。ウォーキングイベント“ウォーカソン”を体験してみた!

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 皆さん、“ウォーカソン”をご存じでしょうか? ウォーカソンとは、ウォーキングとマラソンを掛け合わせた造語で、1999年にデンマークで始まったチャリティ・ウォーキングイベントです。参加者が1km歩くごとに100円が慈善団体に寄付されるシステムで、世界約70カ所で開催されています。今年10月8日には東京・豊洲に上陸。日本とデンマーク外交関係樹立150周年記念イベント『フェス&ウォーカソン』が開催されました。このウォーカソンを、実際に体験してレポートします!

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デンマーク皇太子ご夫妻がサプライズ参加!

 『フェス&ウォーカソン』開会式では、まず“世界一幸せな国”と呼ばれているデンマークを紹介しました。デンマークでは、就業時間が7時間と短く、年間では6週間の有給休暇を取得できます。税金は高いのですが、教育費は大学まで無料で、国民の医療負担もほとんどゼロ。なので、生活を豊かにするためにお金を使う人が多いのだとか。いいことづくめで、うらやましい限りですね。

 続いて、ノルディックスキー複合金メダリストの荻原健司さんとプロゴルファー古閑美保さんによる準備運動が行なわれました。参加者の方々も念入りにストレッチをしています。

▲準備体操をする荻原健司さん(中央)と古閑美保さん(左)

 そして、VIPゲストとしてデンマーク王室のフレデリック皇太子殿下とメアリー皇太子妃殿下が登場。皇太子殿下ご夫妻が来られることはサプライズだったので、参加者の皆さんも驚いたようです。

 赤いポロシャツ姿の皇太子殿下と、白いTシャツ姿の皇太子妃殿下は、お二人とも、とっても気さくな印象。なんと皇太子殿下ご夫妻もウォーカソンに参加されるとのこと! ラフな服装はそのためなのですね。

ウォーカソンがスタート!

 メテ・ボック文化大臣と江東区副区長の挨拶の後、いよいよウォーカソンのスタートです。先頭を切って、皇太子殿下と皇太子妃殿下、文化大臣が、にこやかに豊洲公園のゲートをくぐります。

▲ウォーカソンに参加するフレデリック皇太子殿下とメアリー皇太子妃殿下

 続いてロングコース11.5kmの一般参加の人たちがスタート。筆者はショートコース5.6kmに参加することにしました。こちらは豊洲公園をスタート、豊洲運河沿いを歩き、途中で月島駅を通り、豊洲公園に戻ってくる、というコース。

▼ショートコース(5.6km)/コースマップ

 参加費を払うとプレゼントされるTシャツと真っ赤なデイパッグを身に着けている人も大勢います。なるほど、これならウォーカソンの参加者であることがすぐわかるというわけです。


▲真っ赤なデイパッグを身に着けて歩く参加者たち

 参加者は全部で1700人以上なんだとか。シニア世代の方が多いかな、と思っていたのですが、若いファミリーや、女性グループなどもいて、老若男女入り乱れて歩いていく様は壮観です。改めてウォーキング人気のすごさを思い知りました。

越中島まで3kmは楽勝コースだったけど……

 今回、歩いた豊洲運河沿いは、心地よい風が吹いています。水上バス乗り場を過ぎ、右手に大型商業施設「ららぽーと豊洲」の建物を見ながら足取りも軽やかに進みます。遠くには築地の聖路加タワーも見えています。ここまでは正直、楽勝だなあ、と思っていました。整備された歩道は歩きやすいし、暑さもあまり感じなかったですし。

 ところが街路に出てからは、歩道が狭く、行列が細く長く伸びてしまいました。遅れる人もチラホラ。

 歩くと汗が吹き出しますが、マンションの建ち並ぶ辺りは街路樹も多く、木陰でほっと一息。豊洲橋を渡り、豊洲水門を左に見て進みます。橋を渡る時に結構アップダウンがあり、早いペースで進む前の人から引き離されていきます。行列もだんだんバラバラになり始めました。都立三商前の交差点で、ようやく2kmです。

▲豊洲橋を歩く参加者たち

▲豊洲水門

 ここを左折して越中島駅へ向かいます。緑の木々が多くなったな、と思ったら、東京海洋大学の趣のある建物が見えてきました。一号館は昭和7年完成の建造物で、国の登録文化財に指定。敷地内には、我が国最古の鉄船である明治丸もあります。いずれ、ゆっくりと見学してみたいエリアでした。

▲東京海洋大学一号館

▲明治丸

 清澄通りに入り、越中島公園でちょうど3km地点です。この辺りがロングコースとの分岐点。さあ、また橋があります。この橋は相生橋。だんだん坂道がつらくなってきました。橋の上からの景色は素晴らしいのですが。

▲相生橋

ようやくコースの3分の2が完了。月島駅で疲れが

 いよいよ、恐れていた事態が起きました。足が急に痛くなったのです。どうやら、足の裏にマメができた様子。日頃の運動不足をこんなところで実感するとは。情けない! と思っていると、近くにいた小学校低学年ぐらいの男の子が、「あーっ、早くゴールしたい」と疲れた様子。「もう少しだから、がんばって」と、お母さんが励ましつつ歩いていきます。その言葉に私も励まされ、足を運びます。雲がどんよりと重く広がっていますが、雨は大丈夫かな。

 前の方から、「ここで大体3分の2ですって」と声が聞こえてきました。「いやー、まだ3分の2か」と内心ちょっとうんざり。そして、着いたのが月島駅です。ここが4km地点。

 豊洲は月島の次の駅ですから、まだもう一駅分、歩かなければなりません。初見橋交差点を左に曲がり、再び豊洲運河沿いへ。長い陸橋を歩き、佃水門を過ぎると、遠くにスカイツリーが見えました。

▲佃水門とスカイツリー

 やはり、運河沿いで景色が開けてくると気分が晴れます。そして、何よりうれしかったのは、ららぽーと豊洲の建物が見えたこと。あそこがゴール付近だ、と思えば力も湧いてきます。

▲ららぽーと豊洲はゴール間近のサイン

春海橋はスカイツリーの撮影スポット! そしてゴールが見えてきた

 新月島公園を右に見て左折。春海橋を渡ります。後ろを振り返ってみると、参加者の列が、細く長く伸び、間も空いています。


▲春海橋から見た景色

 ペースの早い人もいるし、遅い人もいるので、差が開いてしまうのでしょう。しかし、あまり遅いと制限時間内にゴールできなくなってしまいます。最後尾には『アンカー』のたすきをかけたスタッフがいて、その人に抜かされないようにしなければいけないのです。

 春海橋の上では、スカイツリーを背景に写真を撮っている人もいました。ここからの豊洲運河の眺めは、なかなかのもの。東京の運河沿いを歩くことなど滅多にないので、貴重な体験といえるかもしれません。

 さぁ、ゴール間近。再び豊洲へと戻ってきました。ららぽーと豊洲周辺の芝生では、犬を散歩している人たちが増えています。中にはジョギングをしている人も。日曜日なので、皆さん、思い思いのことをしてくつろいでいるのでしょう。その中を、痛い足を引きずるようにして進みます。

 豊洲公園のゲートでようやくゴール。達成感もありますが、それより足が動かない……。ゲート前では、記念に自撮り写真を撮る人もたくさんいました。皆さん、お疲れ様でした。

▲ゴールした参加者たち

 しかし、5.6kmでこれほど疲れるのなら、ロングコースにはなかなか挑戦できそうもありません。次回、ウォーキングイベントに参加する時は、もう少し前から体を鍛えて、ぜひ10km以上のコースにもチャレンジしたいと思います。友達や家族と話しながら歩けば、もっと楽しいかもしれませんね。ちなみに、この後に飲んだビールは、とってもおいしかったです。

【参加イベント情報】
デンマークフェス&ウォーカソン
http://jp.ecco.com/denmark150.html

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<Text&Photo:斉藤裕子>

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